- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 教育問題
- > いじめ・非行・不登校・引きこもり
出版社内容情報
いじめ経験は、青少年の対人意識や対人関係、規範意識に大きく影響を与えている。将来の社会を担う子どもたちが、どのような対人関係のなかでいじめを意識し、その影響を受けているのか。このいじめの歯止めとなり得るルールがどのように意識されているのか。本書では、調査をもとに、いじめとルール(規範意識)を中心に学校社会における児童生徒のいじめ現象の実態を社会学の視点から考察する。
目次
いじめ現象と規範意識
第1部 高校生の調査にみる対人意識と対人関係(学校社会における高校生の対人関係と規範意識に関する考察;高校生のいじめ経験における対人意識の特徴と学校社会;ルールとしての道徳的価値観といじめ)
第2部 高校生の調査にみるいじめ現象と規範意識(いじめる生徒の孤独感と自己矛盾;生徒指導における自己決定と道徳規範のバランス;経年比較にみる対人意識および規範意識の特徴と変化)
第3部 小中学生の調査にみるいじめ現象と規範意識(「スクールカースト」における中学生の対人関係といじめ;小学生の規範意識といじめ経験からみた対人関係の社会学的考察;小中学生の規範意識といじめの比較分析)
補論 非行少年におけるいじめ経験と規範意識
今後のいじめ現象と規範意識
著者等紹介
作田誠一郎[サクタセイイチロウ]
現在、佛教大学社会学部准教授。1974年福岡県生まれ。山口大学大学院東アジア研究科修了(博士(学術))。法務省法務教官、山口大学非常勤講師、北九州市立大学非常勤講師、山梨学院短期大学准教授を経て、現職。専門は、少年非行論、犯罪社会学、教育社会学、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。