内容説明
19世紀初頭のニューオリンズ。農園主のブリスは厩番の青年ガイと恋に落ち、父の承諾なしに結婚。激怒した父は彼女の結婚相手に考えていた貿易商と謀り虚偽の告発でガイを投獄してしまう。ガイは獄中で度重なる暴行を受け、さらに刺客に命を狙われるが、片目を潰されながらも相手を殺害し脱獄した。一方のブリスは男児を出産するが死産と告げられると、件の貿易商と結婚を決意する。だが挙式直前に息子の生存を知ると船で息子に会うために旅立った。その途上で出会った片目の海賊こそ…。
著者等紹介
メイスン,コニー[メイスン,コニー][Mason,Connie]
歴史ロマンス小説を50冊以上発表し、いずれもベストセラーとなる。冒険と官能に彩られた作風で、多くのファンを獲得し、歴史ロマンスの大家的存在。1990年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、1994年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。夫とともにフロリダに在住
藤沢ゆき[フジサワユキ]
東京都出身。翻訳家。早稲田大学第二文学部卒業。オハイオ州立大学大学院で教育学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
24
面白かったd=(^o^)=b 同じ相手と三度も恋に落ちるなんて、ロマンチック(☆∀☆) 残酷なシーンもあったけど、それがより二人の愛を引き立てて行くので、全然問題無いわ(^_-)2018/07/12
Miyuki_fsog
15
H/H お互いに言いたい事があるのになかなか言わない‼で、それが悪い方に…(´д`|||) それにしても、ヒーローは酷い目に合いすぎ。。(〃_ _)σ∥ とは言え、7年しかたってないのに、旦那と分からないなんて…2018/04/18
矢田ふみえ
2
時々、読むのがつらい時があったけど。時代もあるよね。2018/04/13
dama
2
トンデモ作家コニー·メイスンにしては、よくまとまってらっしゃる(失礼)。いや、多少、しがねえ恋の情けが仇…死んだはずの何とやらな気がしないでもないけど。浄瑠璃か講談並みの冒険ロマンス。何も考えずに一寸トンデるロマンスを愉しみたい時に再読したくなります。ツッコミ所もご愛敬。あと、トンデはいるし、モノによっては途中で飽きることもあるんだけれど、コニ―・メイスンは序章の王道感で読者をノせるのがお上手で、本書はラスト迄そのままぶっ飛ばしてくれました。2018/01/21
ちゃろ
2
⭐⭐⭐⭐再読。とってもよかった。身分違いでも結婚した二人が親と財産目当ての男の策略で離れ離れに。ヒーローは牢屋で死んだと聞かされたヒロインだけど、ずっとヒーローを思い続ける。ヒーローは海賊になってヒロインの前に現れる。。。 とってもロマンティック!コニーのヒロインは時々自分勝手で無茶してヒーローに迷惑をかけるってパターンが多かったんだけどこのヒロインはまともでした笑。ヒーローもヒロインにメロメロで大好きな展開(≧∇≦)2014/12/20