出版社内容情報
「学」としての数学教育を追い求める――。「数学教育研究とは何か」、「なぜ数学教育研究か」、根源的な問いと、その問いに向けた研究。これまでの数学教育研究のふりかえり、今日的・未来的な数学教育研究のあり方について検討、数学教育の目標と課題、リテラシー、カリキュラム開発へ向けた示唆を示す。
内容説明
数学教育研究者への羅針盤。今日的・未来的な数学教育研究のあり方について検討。「学」としての数学教育を追い求める。
目次
第1章 グローバル化する数学教育(数学教育の社会文化的側面に関する基礎的考察;大学による国際理数科教育協力の展開から日本の数学教育研究の課題を照射する―広島大学大学院ザンビア特別教育プログラムを事例として ほか)
第2章 数学教育研究の基盤構築(わが国の中等数学教育におけるChevallardの「世界を問う」パラダイムについて;コミュニケーションとしての教科書 ほか)
第3章 新たなリテラシーへの数学教育(数学的モデル化と論証―抽象に注目して;数学の理解における直観・論理およびイメージの役割とその育成―数学的リテラシーとして ほか)
第4章 数学教育学の夜明け(数学教育学の存在理由(平成22年8月6日起)
数学教育学と関連する諸科学 ほか)
著者等紹介
岩崎秀樹[イワサキヒデキ]
広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 国語科評価の実践的探求