世界経済論―岐路に立つグローバリゼーション

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623087303
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

歴史・理論・制度と現在
2008から09年世界金融・経済危機後の世界経済の構造変化を読み解く。

1980年代を起点とし、冷戦終結後アメリカから世界に伝播したグローバリゼーションは、2008年のリーマン・ショックを契機に転換点に来たといえる。これをグローバル化の一局面とみるか、世界経済が新たな段階へ突入したと捉えるか。本書は、世界経済の構図をできるかぎり丁寧に、的確に、そして平易に解説。歴史・理論・制度を体系的に学び、現代の世界経済を読み解く基礎知識と考察力を身につける。巻頭には欧文略語一覧、巻末には主要各国経済指標や年表付。

内容説明

1980年代を起点とし、冷戦終結後アメリカから世界に伝播したグローバリゼーションは、2008年のリーマン・ショックを契機に転換点に来たといえる。これをグローバル化の一局面とみるか、世界経済が新たな段階へ突入したと捉えるか。本書は、世界経済の構図をできるかぎり丁寧に、的確に、そして平易に解説。歴史・理論・制度を体系的に学び、現代の世界経済を読み解く基礎知識と考察力を身につける。巻頭には欧文略語一覧、巻末には主要各国経済指標や年表付。

目次

第1部 資本主義世界経済の歩み―2008年リーマン・ショックまで(資本主義世界の誕生とイギリス中心の世界経済の盛衰―大航海時代からパクス・ブリタニカへ;第2次世界大戦後の世界経済―パクス・アメリカーナの世界)
第2部 グローバル経済システムの構造と現状―貿易システム・国際金融通貨システム・多国籍企業・経済開発(国際貿易と国際通貨の基礎理論―国際経済を読み解くツール;第2次世界大戦後の国際通貨システム―旧IMF体制から変動相場制への移行、そして「ドル本位制」へ;国際貿易システムの形成・展開・変貌―GATT・WTO体制からFTA・EPAへ;途上国における開発戦略と開発経済学の変遷―途上国における開発の歴史と開発理論;対外投資と生産のグローバル化―何がグローバル化を突き動かしているのか)
第3部 現代世界経済の諸相―各国・地域(戦後アメリカ経済の展開―グローバル化と金融化の帰結;EU経済・通貨統合の現実―統合の進展と経済・政治的危機;現代中国経済と人民元「国際化」・「一帯一路」戦略―「改革・開放」政策の経緯と行く末;アジアNIESとASEANの経済―アジアはいかにして成長したのか;グローバリゼーション下の新興国・途上国経済―新自由主義的グローバリゼーションの影響と帰結;現代日本経済の現状と行方―アベノミクスと負の遺産)
巻末資料

著者等紹介

山本和人[ヤマモトカズト]
1955年生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、福岡大学商学部教授。博士(経済学)

鳥谷一生[トリタニカズオ]
1959年生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都女子大学現代社会学部教授。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品