内容説明
本書は、1998年6月25日に地域の高校で「食卓を囲む絵~沖縄・韓国・アメリカの旅から~」というテーマで全校生徒に講演させていただいた記録に少し加筆したものです。加筆はしましたが論旨は全く変えてありません。1996年6月から1998年4月にかけて私が沖縄・韓国・アメリカを訪ねたときに強く感じたことがメインになっています。
目次
若者たちへ 過去、そして未来―沖縄・韓国・アメリカの旅から、戦争と暴力、そしていのちについて考える(軍曹の父に生まれて;今も「占領」されている沖縄;きたない戦争のための基地;「私たちは毎日が沖縄の少女の生活だった」 ほか)
2 資料―高校生の感想文(分かりたい「自殺すればよかった」と言った気持ち;自分の子に手を上げない気持ちが分かった;日本人として思うことがあった;多くの人の人生を丸ごと破壊するもの ほか)