出版社内容情報
公認心理師カリキュラムにおける必修科目「感情・人格心理学」では,「感情に関する理論及び感情喚起の機序」「感情が行動に及ぼす影響」「人格の概念及び形成過程」「人格の類型,特性等」を学ぶこととされている。本書はこのカリキュラムに対応して,感情や人格とは何か,人間の生活においてそれらはどのような働きをするのか,感情や人格は「自己」とどうかかわるのか等を解説する。研究の視点や知見を持った実践者になるためのテキスト。
内容説明
公認心理師カリキュラムにおける必修科目「感情・人格心理学」では、「感情に関する理論及び感情喚起の機序」「感情が行動に及ぼす影響」「人格の概念及び形成過程」「人格の類型、特性等」を学ぶこととされている。本書はこのカリキュラムに対応して、感情や人格とは何か、人間の生活においてそれらはどのような働きをするのか、感情や人格は「自己」とどうかかわるのか等を解説する。研究の視点や知見を持った実践者になるためのテキスト。
目次
感情とパーソナリティに関する心理学
第1部 感情心理学(感情の定義と理論―心と身体をつなぐもの;感情の生起―感情の多様なメカニズム;感情と行動―感情の働きと合理性;感情の失調と制御―感情とかしこくつき合うには)
第2部 人格心理学(パーソナリティの定義―パーソナリティはどのような枠組みで考えることでできるのか;パーソナリティの測定―自他の多面的な理解のために;代表的なパーソナリティ理論―パーソナリティはいくつの次元で表現されるのか;パーソナリティの形成―「その人らしさ」はいかに形づくられるか;パーソナリティの病理―力動的な見方を臨床実践に生かす)
第3部 自己と感情とパーソナリティ(自己と感情―私たちの行動を大きく揺さぶるもの;自己と認知―私たちは世界をどうとらえているのか;自己とパーソナリティ―健康なパーソナリティとは何か;自分らしく生きるために―キャリア選択と支援)
著者等紹介
中間玲子[ナカマレイコ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。