MINERVA歴史・文化ライブラリー<br> 大英帝国の盛衰―イギリスのインド支配を読み解く

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MINERVA歴史・文化ライブラリー
大英帝国の盛衰―イギリスのインド支配を読み解く

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623086405
  • NDC分類 225.05
  • Cコード C3322

出版社内容情報

世界の4分の1を支配した大英帝国の要に位置づけられたインド。このインドをめぐってイギリスはいかなる政策を展開し、それにインドはどう反応したのか。本書では、東インド会社設立から始まり、幾多の試練を乗り越えてインド支配を確立したものの、二度の世界大戦を経て動揺し、遂にスエズ以東撤退を決断するに至る経緯を辿る。また帝国支配が母国イギリスに及ぼした影響を検討することで「帝国主義」の光と影を考察する。

内容説明

世界の四分の一を支配した大英帝国の要に位置づけられたインド。このインドをめぐってイギリスはいかなる政策を展開し、それにインドはどう反応したのか。東インド会社設立から始まり、幾多の試練を乗り越えてインド支配を確立したものの、二度の世界大戦を経て動揺し、遂にスエズ以東撤退を決断するに至る経緯を辿る。帝国支配が母国イギリスに及ぼした影響を検討することで「帝国主義」の光と影を考察。

目次

序章 帝国主義者のインド・イメージ
第1章 東インド会社から帝国へ(イギリス東インド会社―東南アジアからインドへ;インド征服―その主役はインド人傭兵 ほか)
第2章 帝国とナショナリズム(第一次大戦と新しい世界―世界勢力逆転の兆し;沸騰するインド―ナショナリズムの急進化 ほか)
第3章 危機に立つ大英帝国(一九三〇年代の東アジアとヨーロッパ;極東からインドへ―日英軍事衝突 ほか)
第4章 帝国支配システム―その生成と展開(ネイボブ―インド帰りのお大尽;法による革命―ジェームス・ミルの改革案 ほか)

著者等紹介

木村雅昭[キムラマサアキ]
1942年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。京都大学大学院を経て、京都大学大学院法学研究科教授。同研究科定年退職後、京都産業大学世界問題研究所所長、京都産業大学法学部客員教授。現在、京都大学名誉教授、京都大学法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

6
大英帝国の盛衰をインド支配の諸相から見た一冊。個人的には第二次大戦における英領インドを巡る英米の駆け引きや、戦後の独立に向けたエネルギーが泥沼の宗教対立に転化する流れがなんとも劇的で面白かった。またパブリックスクールに端を発する英国のエリート教育が、インドに渡った植民地文官や現地で採用された行政官を通して、独立後のインド高等行政官にも影響を与えているというのも興味深いところ。古典教育を重んじるジェネラリストということで、あまり肯定的な評価ではないが、帝国のソフトパワーは簡単には消えないという証左でもある。2020/05/14

ワッキー提督

3
通史及び制度的分析が概説的に広く読める一冊。ただ細かい事実関係はより深く調べる必要がある。また帝国史自体研究の変遷のある分野なので、最新の研究にも留意する必要があるだろう。2021/06/21

あらい/にったのひと

1
面白い本でした。大英帝国の話であり、そのコアであるインドの話。1-3章をインドを中心とした大英帝国の推移に、4章をインドを舞台とした帝国の管理体制に当てて書かれてますが、いや面白い本でした。広大な帝国というものについての理解が深まるので、SFやファンタジーのバックグラウンドなどにもよい1冊。注だけで100ページくらいあるし、そこも目を通した方が面白さが深まります。あと思ったのは、21世紀に出版された本にさらっと「混血児」なんて表現が入ってるとひやっとしますね。特に必須な表現でもなく、直していいのでは。2023/05/10

深窓

0
大英帝国のインド統治を政治外交の面から概観した本。従来このテーマでは経済的な面からのアプローチが多かったので、エピソードを幅広く扱うことも相まって、興味深い内容が多かった。イギリスの植民地支配が現代インドにもたらした影響についてまで官僚制や民主主義など論ずるが、実際に功罪相い反するところはあるだろう。個人的には、フランスが植民地に残したもの…フランスパンよりはよほどたくさん残してくれたと思うが…2020/10/03

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