出版社内容情報
学び続ける教員像が市民権を得つつある。そのための文化的装置として、日本の教師たちが取り組む授業研究は、世界から注目されている。今、授業研究の最前線(フロンティア)では、どのような哲学に基づいて、何が試みられているのか。本書は、それを整理し、分かりやすく解説することで、自らの力量を高めるとする教師たちを応援するものである。また、それは、教育方法学や教師教育等の研究者の入門書としても役立つ。
内容説明
「授業で勝負する」教師と学校のために―授業研究に関する理論的・実践的知見を集積、出発点からそのフロンティアまでを見渡す。
目次
第1部 授業研究の基本(授業研究の意義;授業研究の歴史;授業研究のアプローチ ほか)
第2部 授業研究を主柱とする校内研修(校内研修の理論的・実践的動向;授業研究・校内研修推進のためのマネジメントサイクルとリーダーシップ;指導主事による校内研修充実のためのコンサルテーション)
第3部 授業研究とカリキュラム開発(カリキュラム開発の理論的動向;カリキュラム開発の実践的動向;学校を基盤としたカリキュラム開発の研修 ほか)
著者等紹介
吉崎静夫[ヨシザキシズオ]
九州大学大学院教育研究科博士課程単位取得満期退学。日本女子大学人間社会学部教授、学術博士(大阪大学)
村川雅弘[ムラカワマサヒロ]
大阪大学大学院人間科学研究科後期課程。甲南女子大学人間科学部教授
木原俊行[キハラトシユキ]
大阪大学大学院人間科学研究科。大阪教育大学大学院・連合教職実践研究科教授、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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