MINERVA知の白熱講義<br> 野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる―未来を予見するのは科学ではなく芸術だ

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MINERVA知の白熱講義
野田秀樹×鎌田浩毅 劇空間を生きる―未来を予見するのは科学ではなく芸術だ

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623084562
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C1310

出版社内容情報

劇作家・演出家・役者――躍動する異才、 同級生の火山学者と大激談! 知的好奇心ゆさぶる白熱シリーズ、第2巻?知の伝道師?鎌田浩毅が受け手となる講義形式で、斯界の第一人者の人生・思想に鋭く切り込むシリーズの第二巻。劇作家・演出家・役者として世界でも活躍する異才・野田秀樹氏を迎え、第1部でその半生に迫る。第2部では演劇の世界へ足を踏み入れ、クリエイティブの源泉から演劇論まで縦横に語られる珠玉の一冊。高校時代の同級生二人が時を経て向かい合うとき、芸術家VS科学者の枠を超えた知の扉がひらく。


はしがき(鎌田浩毅)


 第?部 演劇界の旗手の軌跡

第1講 子ども時代~夢の遊眠社──生まれと育ちと
  長崎県崎戸に生まれて
  反九州男児
  独特な小学校教育
  “受験用の勉強”と税金の話
  教駒受験
  演劇との出会い
  戯曲を読む小学生
  処女作『アイと死をみつめて』
  不条理・浪漫派・リリシズム
  高校文化祭で『ひかりごけ』
  まさかのあがり症?
  東大進学
  夢の遊眠社誕生
  東大退学
  大学教育の価値

こぼれ対談? ユニークな同窓生

第2講 NODA・MAP設立以降──ロンドンからの道
  一人、ロンドンへ
  オペラ演出
  ロンドンで得たもの
  NODA・MAP設立
  日本の観客とイギリスの観客
  演劇で食べていくということ
  歌舞伎・中村勘三郎との出会い
  『怪盗乱魔』の奇跡
  思い出の舞台ベスト5
  事件性・偶然性
  賞の影響
  選考者として
  受け皿を広げる


 第?部 演劇の世界

第3講 クリエイティブの源泉
  時代を先取る感性
  予見性の実感
  野田流戦後日本史
  芸術家の予見性
  創造のはじまり
  そして絞り出す
  降ってくるもの
  原体験の存在
  観客と時代の変化
  AIはこわくない

こぼれ対談? 日本・東京・京都

第4講 偶然崇拝
  偶然の話
  偶然分解
  アクシデント
  役者のテンションと出会い
  ミスからチャンスへ
  出会いという偶然
  戯作における偶然
  偶然を呼び込む
  演出の偶然
  シンボルを導く
  人+Cを解く
  舞い降りたBEE
  ディスタービング!

第5講 人間と芝居
  ワークショップの価値
  身体性
  世阿弥の「離見の見」
  3─7の法則7─3 VS 3─7
  目指すは10割?
  観客の存在
  今後のビジョン
  三つのバランス
  一回性の意味
  演劇・映画・テレビ
  演劇を残す?
  才能の在り処
  三つの仕事の才能度数
  作家のおわり
  一大テーマ
  内観と客観
  歴史書に載る男

東京教育大学附属駒場高等学校第二十二期生卒業文集(野田秀樹/鎌田浩毅)

講義レポート(鎌田浩毅)
あとがき(野田秀樹)
野田秀樹年譜
人名・事項索引

野田 秀樹[ノダ ヒデキ]
著・文・その他

鎌田 浩毅[カマタ ヒロキ]
著・文・その他

内容説明

“知の伝道師”鎌田浩毅が受け手となる講義形式で、斯界の第一人者の人生・思想に鋭く切り込むシリーズの第二巻。劇作家・演出家・役者として世界でも活躍する異才・野田秀樹氏を迎え、第1部でその半生に迫る。第2部では演劇の世界へ足を踏み入れ、クリエイティブの源泉から演劇論まで縦横に語られる珠玉の一冊。高校時代の同級生二人が時を経て向かい合うとき、芸術家VS科学者の枠を超えた知の扉がひらく。

目次

第1部 演劇界の旗手の軌跡(子ども時代~夢の遊眠社―生まれと育ちと;NODA・MAP設立以降―ロンドンからの道)
第2部 演劇の世界(クリエイティブの源泉;偶然崇拝;人間と芝居)

著者等紹介

野田秀樹[ノダヒデキ]
1955年長崎県生まれ。1974年筑波大学附属駒場高校卒業。1975年東京大学入学。現在、東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学教授。劇作家・演出家・役者。東京大学在学中に「劇団夢の遊眠社」を結成し、数々の名作を生み出す。1992年、劇団解散後、ロンドンに留学。帰国後の1993年、演劇企画製作会社「NODA・MAP」を設立。演劇界の旗手として国内外を問わず精力的な活動を展開。2009年10月、名誉大英勲章OBE受勲。2009年度朝日賞受賞。2011年6月、紫綬褒章受章

鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年東京都生まれ。1974年筑波大学附属駒場高校卒業。1979年東京大学理学部地学科卒業。通商産業省主任研究官、米国内務省火山観測所上級研究員などを経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授(1997年~)。東京大学理学博士。専門は地球科学・火山学・科学コミュニケーション。日本地質学会論文賞受賞(1996年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

27
火山学者の鎌田浩毅が野田秀樹と対談する『劇空間を生きる』。なぜ火山学者が劇作家と?という疑問はすぐに解ける。二人は高校時代の同級生なのだ。対談とはいえ、鎌田が野田に訊く形で進んでいく。同級生という安心感からか、野田が構えず、かなりざっくばらんに語っているのが印象的だ。また、野田のキャリアは東大在籍時に結成した夢の遊眠社から語られることがほとんどだが、高校時代の初戯曲『アイと死を見つめて』に言及できる辺り、同級生の強みが感じられる。(つづく)2023/02/06

やまねっと

8
野田秀樹好きなら読んでおくべき本だ。劇団経営や創作の秘密を本人の言葉で読めたのは貴重だった。 気心知れた相手との対談なのかとてもリラックスした中で行われていて雰囲気が読んでても良い感じであった。 二人ともよく本を読んでいて当たり前だが、物知りである。知識が教養となってアウトプットできてるのがやはり感心した。一度教えを請うてみたいものだ。2019/03/18

なおこっか

6
今の日本で映画やテレビではなく、ほぼ演劇一本でやっていける唯一のひと。キャラメルボックス倒産のニュースを見つつ、野田さんが劇団運営についてぶっちゃけた語りが身に沁みる…。“偶然”とか“間違い”とかいった軽い言葉ではぐらかしつつも、野田さんが芝居という“なまもの”に関わり続ける理由が垣間見られたのは有難い。この人は閉じていないのだ。人と人の生み出す広がりを信じ、結果的に社会にも視線が開かれている。対話相手が高校の同級生という、同時代、同環境、同レベルの知性の持ち主であることで、楽しく語ってくれた感じ。2019/06/27

ポカホンタス

6
野田ファンとしては野田秀樹の話をたっぷり聴けて大満足。聞き手の火山学者鎌田浩毅さんという人も初めて知ったけど、面白い人。京大の人気ナンバーワン教授とのこと。ビジネス書的な本もたくさん書いている。野田の戯曲がいくつかの未来を言い当てていたという話から、未来予測は科学ではなく芸術だ、という見方が提示され、なるほどと思った。2018/12/01

akanishi

2
野田秀樹の(特に若い頃の)スゴさを再認識した2019/08/08

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