やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ<br> よくわかるコーポレート・ガバナンス

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やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
よくわかるコーポレート・ガバナンス

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  • サイズ B5判/ページ数 236p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623083992
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C3334

出版社内容情報

企業価値を高め、ステークホルダーとの関係を保ち発展する経営を実現するには…企業統治に不可欠な理論と知識を体系的・網羅的に解説社会環境の変化・複雑化に伴い企業のあり方も多様化する中、規模にかかわらず社会から企業に求められる役割や責任への期待は高く、その範囲も拡大している。いかに不正なく企業価値を高め、企業内部、外部の多くのステークホルダーとの関係を保ち、発展する経営を実現、管理していくか。本書は、企業の存続を図る上で必要不可欠な企業統治にかかわる理論と知識を、丁寧にわかりやすく体系的・網羅的に解説する。

はじめに
 
prologue コーポレート・ガバナンスとは何か


 第1部 株式会社とコーポレート・ガバナンス論

? 株式会社とは何か
 1 企業形態と法律形態
 2 株式会社の歴史
 3 株式会社の特徴
 4 株式会社の区分
 コラム1:第四次産業革命のもたらすユートピア?

? 巨大株式会社と会社機関構造(日本・米国・ドイツ)
 1 株式会社と会社機関
 2 日本の巨大株式会社と会社機関(1):監査役会設置会社
 3 日本の巨大株式会社と会社機関(2):委員会設置会社
 4 米国の巨大株式会社と会社機関
 5 ドイツの巨大株式会社と会社機関

? 株式会社と経営者支配
 1 株式所有構造の変容と専門経営者
 2 経営者支配論の展開
 3 経営者支配論とコーポレート・コントロール論争
 4 経営者支配論からの理論的展開

? 経済の金融化と新制度派経済学
 1 経済の金融化の背景
 2 新制度派経済学とコーポレート・ガバナンス
 3 エージェンシー理論に依拠したコーポレート・ガバナンス
 4 コーポレート・ガバナンスの新制度派経済学的アプローチの限界

? マルチステークホルダー・アプローチ
 1 ステークホルダー論の論点
 2 マルチステークホルダー・プロセス(MSPs)の理念
 3 ステークホルダー分析と経営における「総合」
 4 現代の経営と見える化
 コラム2:企業グループとグループ・ガバナンス


 第2部 日本におけるコーポレート・ガバナンスの動向と課題

? 戦後の経済発展とインサイダー型ガバナンス
 1 戦後の経済発展と「会社中心主義」
 2 日本的経営
 3 日本的企業結合
 4 株主・株式市場による規律の不在とインサイダー型ガバナンス

? 企業不祥事とコーポレート・ガバナンス
 1 1970年代までの状況
 2 1990年代の状況
 3 2000年前後の状況
 4 問われる「企業は誰のものか」

? 外部監視とコーポレート・ガバナンス
 1 外部監視と内部統制
 2 外部監視の制度的展開
 3 外部監視の多様化
  利害多元的社会と企業統治

? 経営者報酬とコーポレート・ガバナンス
 1 世界と日本の経営者報酬額と仕組み
 2 経営者報酬の種類
 3 経営者報酬と報酬委員会
 4 経営者報酬の情報公開

? 同族企業とコーポレート・ガバナンス
 1 同族企業の特徴
 2 株式上場と同族経営の維持
 3 同族企業の経営者
 4 同族企業と長寿企業
 コラム3:イノベーションとコーポレート・ガバナンス


 第3部 コーポレート・ガバナンスの国際比較

? 米国のコーポレート・ガバナンスの動向と課題
 1 米国のコーポレート・ガバナンスの歴史
 2 米国のコーポレート・ガバナンスと企業不祥事
 3 米国のコーポレート・ガバナンスの特徴
 4 米国型コーポレート・ガバナンスの限界と課題

?? ドイツのコーポレート・ガバナンスの動向と課題
 1 ドイツ企業のコーポレート・ガバナンスの特徴
 2 機関志向的コーポレート・ガバナンスの変容
 3 市場志向的視点のコーポレート・ガバナンス
 4 コーポレート・ガバナンス改革の動向

?? 英国のコーポレート・ガバナンスの動向
 1 英国企業とコーポレート・ガバナンス
 2 コーポレートガバナンス・コード
 3 民間部門における取締役会改革
 4 公的部門におけるトップ・マネジメント改革

?? 北欧のコーポレート・ガバナンスの特徴とその意義
 1 北欧のコーポレート・ガバナンスの特徴(1):支配的株主の存在
 2 北欧のコーポレート・ガバナンスの特徴(2):二層型と従業員代表
 3 北欧のコーポレート・ガバナンスの動向
 4 企業支配の手段とその意義

?? 韓国のコーポレート・ガバナンスの動向と課題
 1 韓国のコーポレート・ガバナンスの歴史的展開
 2 韓国企業の倫理的環境
 3 韓国企業の外部監視
 4 韓国企業の内部監視

?? 中国のコーポレート・ガバナンスの動向と課題
 1 中国経済とコーポレート・ガバナンス
 2 中国のコーポレート・ガバナンス構造
 3 中国型コーポレート・ガバナンスの特徴
 4 中国のコーポレート・ガバナンスの課題
 コラム4:ベンチャービジネスとコーポレート・ガバナンス


 第4部 資本市場とコーポレート・ガバナンス

?? コーポレート・ガバナンスと資本コスト
 1 株主・投資家が重視する財務3表(財務諸表)
 2 資本コストとは何か
 3 資本コストを意識したEVA
 4 資本コスト削減のための施策

?? コーポレート・ガバナンスと事業投資
 1 事業投資とは何か
 2 事業投資の評価方法
 3 事業投資と企業価値
 4 投資評価のための経営指標

?? コーポレート・ガバナンスと資本政策
 1 資本政策と株式発行
 2 新たな種類株の台頭
 3 自社株買いと株主還元
 4 コーポレート・ガバナンスと株主総会

?? M&A(合併・買収)とコーポレート・ガバナンス
 1 M&Aの概念と類型
 2 M&Aの目的
 3 敵対的企業買収と買収防衛策
 4 米国・欧州・日本のM&Aの動向比較

??? 機関投資家とコーポレート・ガバナンス
 1 株式所有構造の変化
 2 機関投資家の運用手法
 3 コーポレート・ガバナンス原則と機関投資家
 4 SRI投資とESG投資
 コラム5:ガバナンスのグローバル化


 第5部 「株主受託者責任」と「社会受託者責任」の両立可能性

??? コーポレート・ガバナンスと企業の社会的責任(CSR)
 1 コーポレート・ガバナンスとCSRの概念的関連性
 2 CSRの定義と概念構成
 3 CSRの歴史
 4 コーポレート・ガバナンスとCSRの統合可能性

??? コーポレート・ガバナンスとESG投資
 1 企業情報:UN-PRI(国連投資責任原則)とESG投資の潮流
 2 ESG投資のアプローチ
 3 ESG投資におけるガバナンス要因
 4 ESG投資のインパクトと長期的な企業価値の向上

??? コーポレート・ガバナンスと社会的企業
 1 社会的企業の活況
 2 NPO法人及び財団・社団法人
 3 社会福祉法人とコーポレート・ガバナンス
 4 医療法人とコーポレート・ガバナンス

??? コーポレート・ガバナンスと企業倫理
 1 経営トップと会社機関
 2 コンプライアンスの実際と不正
 3 不正の芽を摘む
 4 なぜ人は不正に走るのか
 コラム6:CSV:共通価値創造


epilogue コーポレート・ガバナンスと事業の繁栄
 
さくいん

風間 信隆[カザマ ノブタカ]
編集

目次

第1部 株式会社とコーポレート・ガバナンス論(株式会社とは何か;巨大株式会社と会社機関構造(日本・米国・ドイツ) ほか)
第2部 日本におけるコーポレート・ガバナンスの動向と課題(戦後の経済発展とインサイダー型ガバナンス;企業不祥寺とコーポレート・ガバナンス ほか)
第3部 コーポレート・ガバナンスの国際比較(米国のコーポレート・ガバナンスの動向と課題;ドイツのコーポレート・ガバナンスの動向と課題 ほか)
第4部 資本市場とコーポレート・ガバナンス(コーポレート・ガバナンスと資本コスト;コーポレート・ガバナンスと事業投資 ほか)
第5部 「株主受託者責任」と「社会受託者責任」の両立可能性(コーポレート・ガバナンスと企業の社会的責任(CSR)
コーポレート・ガバナンスとESG投資 ほか)

著者等紹介

風間信隆[カザマノブタカ]
明治大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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