子どもが育つということ―身体と関係性の発達臨床

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子どもが育つということ―身体と関係性の発達臨床

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623083220
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C3011

出版社内容情報

多くの子どもや養育者と出会い、 かかわりつづける中で見えてきたこととは。40年以上にわたる発達臨床の実践にもとづく考察養育者や支援者,きょうだいやともだちとの関係の中で,子どもはどのように発達の課題に向き合っていくのか。姿勢・運動発達や排泄の自立などにおいて,からだとこころはどのように育っていくのか。自閉症児への支援には,どのような発達の視点が必要か。虐待などの不適切な養育環境で育った子どもは,どのように育ち直していくのか。本書では,著者が40年以上にわたって発達臨床の現場で出会ってきた子どもたちや,彼らにかかわるおとなたちの様々な姿を通して,子どもの育ちをめぐる問題について考察している。

はじめに

第1章 からだをもった存在としての育ち──乳児の姿勢・運動発達
 1 姿勢の循環活動
 2 飛行機の姿勢の循環活動
 3 姿勢活動から身振りへ

第2章 自閉症児のからだとこころの育ち
 1 自閉症と情動行動
 2 自閉症児の関係性と情動行動
 3 自閉症児の姿勢・運動発達
 4 情動と自傷行為

第3章 日常の場での育ち
 1 乳児保育室での観察
 2 育つということの謎を解く視点

第4章 自閉症児への発達支援と残された問題
 1 自閉症児への支援と発達の視点──愛着形成の発達的意義
 2 身体の社会化──排泄の自立という課題を通して
 3 描画表現と意味世界

第5章 発達における“母”
 1 母という他者
 2 子育て支援の現場から──母子関係の多様性
 3 母親をめぐるきょうだい間葛*藤
 4 母親の内的表象と母子関係

第6章 不適切な養育環境と子どもの育ち
 1 養育環境の安定性
 2 思い出と自己形成
 3 崩れた家庭機能と虐待
 4 保護された子どもの新たな生活の場
 5 育ち直すということ

第7章 育ちと関係の多様性
 1 幼児期のともだち関係──親子関係からともだちへ
 2 学童期のともだち関係と発達の節目
 3 前思春期と内的世界

おわりに
文  献

山上 雅子[ヤマガミ マサコ]
著・文・その他

内容説明

養育者や支援者、きょうだいやともだちとの関係の中で、子どもはどのように発達の課題に向き合っていくのか。姿勢・運動発達や排泄の自立などにおいて、からだとこころはどのように育っていくのか。自閉症児への支援には、どのような発達の視点が必要か。虐待などの不適切な養育環境で育った子どもは、どのように育ち直していくのか。本書では、著者が40年以上にわたって発達臨床の現場で出会ってきた子どもたちや、彼らにかかわるおとなたちの様々な姿を通して、子どもの育ちをめぐる問題について考察している。

目次

第1章 からだをもった存在としての育ち―乳児の姿勢・運動発達
第2章 自閉症児のからだとこころの育ち
第3章 日常の場での育ち
第4章 自閉症児への発達支援と残された問題
第5章 発達における“母”
第6章 不適切な養育環境と子どもの育ち
第7章 育ちと関係の多様性

著者等紹介

山上雅子[ヤマガミマサコ]
京都大学大学院教育学研究科修士課程修了、京都大学博士(教育学)。心理相談室「ハタオリドリ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

20
専門性は高いが事例豊富なのでオススメ。 乳児が姿勢活動を通して「私性」を獲得し、身体的基盤を通して原初的な共同性を獲得していく姿を描く。母という他者と愛着関係を形成することで他者一般への信頼を獲得していく。不適切な養育環境で育てられ大部屋の養護施設で育った子供達のその後。満腹でも盗み食いし、おねしょがとまらない。「内なる母」(愛着関係を築いた人)がいないと社会では生きていけないことが分かる。養護施設は少人数制となり、特定の先生と愛着関係を築けるように担当を決める。大部屋育ちの子供との違いに涙。 2018/07/25

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