出版社内容情報
変わりゆく世界と社会保障――今日の社会福祉はどこへ向かうのか。政策から人材育成まで、幅広く解説。福祉国家にたどりついた世界の国々は、その後どのような国家像をめざして改革を進めているのか。また、厳しい財政状況・社会状況の中で、日本の試行錯誤も絶え間なく続いているが、今後どのような方向で進むべきなのか。本書では、世界と日本の福祉システムを解説し、日本の人材育成や福祉実践の仕組みについて検証する。マクロとミクロの視点から、福祉の全体像を把握することを目指す一冊である。
はじめに
第?部 福祉国家の諸相
第1章 ポスト福祉国家の展開
1 福祉国家の歩み
2 新しい福祉国家像の模索
第2章 福祉国家研究
1 福祉国家観との関連
2 社会保障政策との関連
3 学会展望
第3章 日本版福祉国家の課題と展望
1 日本版福祉国家とは何か
2 福祉のしくみ
3 分権改革と福祉政策
4 福祉政策の特徴
5 現行改革との関連性
第4章 福祉の計画化と地域福祉
1 日本版地域福祉の特徴
2 福祉の計画化
3 老人保健福祉計画
4 介護保険事業計画
5 障害者福祉計画
6 市町村地域福祉計画
7 地域福祉実践の試み
第?部 福祉領域における人材育成
第5章 資格制度と人材育成
1 社会福祉士の養成
2 共通科目
3 専門科目
第6章 相談援助演習・実習
1 相談援助演習の学習内容
2 第1回――対人関係の基礎
3 第2回――生活支援技術
4 第3回――支援構築の理解
5 第4回――実習報告会
6 相談援助実習ノート
7 今後の施策
おわりに
参考文献
索引
佐々木 寿美[ササキ トシミ]
著・文・その他
内容説明
福祉国家にたどりついた世界の国々は、その後どのような国家像をめざして改革を進めているのか。また、厳しい財政・社会状況の中で、日本の試行錯誤も絶え間なく続いているが、今後どのような方向で進むべきなのか。本書では、世界と日本の福祉システムを解説し、日本の人材育成や福祉実践の仕組みについて検証する。マクロとミクロの視点から、福祉の全体像を把握することをめざす一冊である。
目次
第1部 福祉国家の諸相(ポスト福祉国家の展開;福祉国家研究;日本版福祉国家の課題と展望;福祉の計画化と地域福祉)
第2部 福祉領域における人材育成(資格制度と人材育成;相談援助演習・実習)
著者等紹介
佐々木寿美[ササキトシミ]
1974年東京都生まれ。1997年慶應義塾大学法学部卒業。2004年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。財団法人東京市政調査会専任研究員、平成国際大学法学部准教授を経て、平成国際大学スポーツ健康学部教授、行政学修士(MPA、カリフォルニア州立大学ヘイワード校行政大学院)、博士(法学、慶應義塾大学)、社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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