出版社内容情報
近世儒学や国学の遺産を継承しつつ、近現代日本の知識人たちは直面する様々な課題にいかに応えようとしたか。荻生徂徠や本居宣長らの近世思想に始まり、ペリー来航から太平洋戦争や高度成長を経て冷戦終焉に至る150年間に、日本ではどのような政治思想が展開したのか。好評の初版をもとに、「「親米保守」の憂鬱」「「国際化」の時代環境」「保守主義の変貌」などの冷戦後の思想を加えた、待望の増補版。
内容説明
近世儒学や国学の遺産を継承しつつ、近現代日本の知識人たちは直面する様々な課題にいかに応えようとしたか。荻生徂徠や本居宣長らの近世思想に始まり、ペリー来航から太平洋戦争や高度成長を経て冷戦終焉に至る150年間に、日本ではどのような政治思想が展開したのか。好評の初版をもとに、「「親米保守」の憂鬱」「「国際化」の時代環境」「保守主義の変貌」などの冷戦後の思想動向を加えた増補版。
目次
第1部 近代国家の確立(近世思想の遺産;開国の衝撃;明治維新と「国体」の創造)
第2部 大日本帝国の興亡(欧化と国粋;帝国主義と社会主義;デモクラシーからマルクス主義へ;総力戦下の政治思想―満州事変から「大東亜戦争」へ)
第3部 戦後政治とその変容(戦後政治体制の成立;五五年体制とその変容;漂流する自由民主主義―不安と動揺の世紀へ)
著者等紹介
米原謙[ヨネハラケン]
1948年徳島市に生まれる。1972年大阪大学法学部卒業。1980年大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。下関市立大学経済学部講師、助教授、大阪大学教養部助教授、同大学大学院国際公共政策研究科教授などを歴任し、2013年定年退職。パリ第四大学(フランス政府給費留学生)、東京大学法学部(文部省内地研究員)、パリ政治学院(客員研究員)、北京外国語大学日本学研究中心(派遣教授)、成功大学(招聘教授)、政治大学(客座教授)などで教育・研究に従事。2016年より中国人民大学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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