子ども消費者へのマーケティング戦略―熾烈化する子どもビジネスにおける自制と規制

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子ども消費者へのマーケティング戦略―熾烈化する子どもビジネスにおける自制と規制

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623079186
  • NDC分類 675.2
  • Cコード C3034

出版社内容情報

子どもの消費と子どもに対するマーケティング戦略の変化を、米国の先行事例や国際的な動向を軸に検証する。 子どもの消費と子どもに対するマーケティング戦略の変化を、米国の先行事例や国際的な動向を軸に検証する。 市場における子どもの存在感が高まっている。両親・両祖父母というパトロンを抱えた子どもは重要な「顧客」と見なされ、多くの企業が子どもに照準を合わせたマーケティングを展開している。その一方で近年、欧米諸国では子どもに対するマーケティングに批判が高まり、企業はマーケティング戦略の修正を迫られている。本書は、巨大な子ども関連市場が成立し、熾烈な競争が繰り広げられる米国の現状と課題を分析し、課題解決に向けた新しいマーケティングの方向性について検証する一冊。

まえがき

初出一覧



序 章 子ども消費者とマーケティング

 1 消費者としての子どもの誕生と子ども市場の成立

 2 分析視角

 3 研究方法と構成





 第?部 子ども消費者の発見とマーケティングの成立



第1章 子ども消費者の誕生と市場の生成――企業による「子ども消費者」の発見とマーケティング

 1 「子ども消費者」はいかにして発見されたのか

 2 マーケティングによる「子ども消費者」の発見

 3 子ども市場の生成と子ども向けマーケティングの展開

 4 「子ども消費者」の発見と見過ごされる子どもの特性



第2章 子どもに対するマーケティングの新たな方向性――子ども消費者に対する「自制的マーケティング」

 1 子どもに対するマーケティング

 2 消費者としての子どもの発達

 3 「子ども消費者」の特性:2つの異なる見解

 4 子ども消費者の発見と「自制的マーケティング」





 第?部 食品・飲料企業の子ども向けマーケティングの展開



第3章 食品・飲料企業の子ども向けマーケティングの現状と自主規制

 1 食品・飲料企業の子ども向けマーケティングの現状

 2 食品・飲料企業の子どもと若者向けマーケティングの現状

 3 自主規制システム成立の背景

 4 子ども向け広告専門審査機関(CARU)と自主規制ガイドライン

 5 自主規制の対象となった食品広告の事例(1970年代?2000年代)

 6 深刻な問題の発生と食品広告をめぐる新たな動向



第4章 子ども向けマーケティングをめぐる消費者運動――子どもを保護する消費者団体の活動を中心に

 1 子ども向けマーケティングと消費者運動の展開

 2 マーケティングから子どもを守る活動を行う主な消費者団体

 3 子ども向けマーケティングの新展開:近年の消費者団体の活動を中心に

 4 米国の消費者運動が提起する3つの視点



第5章 学校内にまで及ぶマーケティング――「市場」としての学校と「消費者」としての子ども

 1 結びつきを強める学校と企業

 2 食品・飲料企業の学校内マーケティング

 3 学校内マーケティングの事例

 4 学校内マーケティングの抱える課題



第6章 子ども向けマーケティングのグローバル展開――問われる米国食品・飲料企業の社会的責任

 1 食品・飲料企業のグローバル・マーケティングと問題の拡散

 2 国境を越える子ども向けマーケティング

 3 問われる食品企業の社会的責任

 4 問題解決に向けたマーケティング戦略の変更・修正



第7章 子どもに対する広告・マーケティングをめぐる新潮流――日本におけるガイドラインの成立

 1 子どもを取り巻く消費環境の変化

 2 子どもと広告・マーケティングに関する規制

 3 子どもに対する広告・マーケティングの新潮流

 4 責任あるマーケティングを目指すガイドラインの理念





終 章 子ども消費者に対するマーケティングの特殊性――米国事例にみる「自制的マーケティング」への転換

 1 研究の総括

 2 今後の課題



参考資料

参考文献

索  引

天野 恵美子[アマノ エミコ]
2016年12月現在、関東学院大学経済学部経営学科准教授

内容説明

子どもに対するマーケティングには何が求められるのか。子どもの消費と子どもに対するマーケティング戦略の変化を、米国の先行事例や国際的な動向を軸に検証する。

目次

子ども消費者とマーケティング
第1部 子ども消費者の発見とマーケティングの成立(子ども消費者の誕生と市場の生成―企業による「子ども消費者」の発見とマーケティング;子どもに対するマーケティングの新たな方向性―子ども消費者に対する「自制的マーケティング」)
第2部 食品・飲料企業の子ども向けマーケティングの展開(食品・飲料企業の子ども向けマーケティングの現状と自主規制;子ども向けマーケティングをめぐる消費者運動―子どもを保護する消費者団体の活動を中心に;学校内にまで及ぶマーケティング―「市場」としての学校と「消費者」としての子ども;子ども向けマーケティングのグローバル展開―問われる米国食品・飲料企業の社会的責任;子どもに対する広告・マーケティングをめぐる新潮流―日本におけるガイドラインの成立)
子ども消費者に対するマーケティングの特殊性―米国事例にみる「自制的マーケティング」への転換

著者等紹介

天野恵美子[アマノエミコ]
1974年神奈川県生まれ。中央大学大学院商学研究科博士後期課程修了。2004年秋田大学教育文化学部講師。現在、関東学院大学経済学部准教授。専門はマーケティング論、消費者問題論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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