教育工学選書2
ゲームと教育・学習

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623078745
  • NDC分類 375
  • Cコード C3337

出版社内容情報

ゲーム研究の歴史とゲームの開発・導入、学習ゲームのデザイン・評価について、応用例を交え解説する。エンターテインメント向けに発達したデジタルゲーム技術を社会の諸領域の問題解決に活用する「ゲーミフィケーション」。この十年余りで海外では教育工学分野で主要な研究領域として認識されつつあるゲーミフィケーション・シリアスゲームの理論や開発・導入について、応用例を交え解説。教育工学研究の発展系をゲーム学習研究の観点から議論する。

はじめに

第1章 教育工学分野におけるゲーム研究
 1.1 研究分野の歴史的経緯と用語・概念の整理
 1.2 研究活動の広がり
 1.3 ゲームの概念と要素
 1.4 ゲームの教育における役割と長所・短所
 1.5 ゲーム学習導入の障壁
 1.6 おわりに

第2章 教育・学習ゲームのデザインと開発
 2.1 これまでのゲーム開発研究の動向
 2.2 学習ゲームのデザイン

第3章 ゲーム学習と評価
 3.1 評価研究の枠組みと近年の国内の関連研究の動向
 3.2 評価研究の概要と近年の動向

第4章 国内における各教育分野の研究動向
 4.1 算数・数学教育
 4.2 教科横断型教育・インフォーマル学習

第5章 教育工学分野におけるゲーム研究の課題
 5.1 教育・学習ゲームへの研究アプローチ
 5.2 測定法を用いた研究
 5.3 実験研究法を用いた研究
 5.4 デザイン研究法を用いた研究
 5.5 教育工学分野におけるゲーム研究の展望

第6章 ゲームと教育・学習の将来像
 6.1 研究拠点の展開
 6.2 ゲーム開発を通した学習
 6.3 ゲーム教育カリキュラムの開発
 6.4 将来像に関する考察

人名索引/事項索引

日本教育工学会[ニホンキョウイクコウガッカイ]
監修

藤本 徹[フジモト トオル]
編集

森田 裕介[モリタ ユウスケ]
編集

内容説明

学習環境・学習ツールとしてのゲーム開発。ゲーム研究の歴史とゲームの開発・導入、学習ゲームのデザイン・評価について、応用例を交え解説する。

目次

第1章 教育工学分野におけるゲーム研究
第2章 教育・学習ゲームのデザインと開発
第3章 ゲーム学習と評価
第4章 国内における各教育分野の研究動向
第5章 教育工学分野におけるゲーム研究の課題
第6章 ゲームと教育・学習の将来像

著者等紹介

藤本徹[フジモトトオル]
東京大学大学総合教育研究センター

森田裕介[モリタユウスケ]
早稲田大学人間科学学術院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はる

0
【目的】ゲームの教育効果を研究している研究者に触れたかったため。 【感想】 ・娯楽としてのゲームに基づいた研究論文はあまりなさそう。多くが元から教育的意義の強いゲーム(環境問題カードゲーム、プログラミング教育ソフトなど)を利用したものだった。 ・費用対効果の問題を唱えている研究者はやはり多い。デジタルゲームを開発して、学力の向上やモチベーションの維持をするのは、ハイコストな上に効果も資料学習と大差ないケースが多い、など。しかしゲームも完璧でないし、そのあ使い方によっても、教育効果は変動すると思う。2020/04/21

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