なぜこう見える?どうしてそう見える?“錯視”だまされる脳

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なぜこう見える?どうしてそう見える?“錯視”だまされる脳

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  • サイズ B5判/ページ数 87p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623077618
  • NDC分類 145.5
  • Cコード C2040

出版社内容情報

ふしぎな錯視の世界を体験してみよう! 錯視の歴史や技、そして最先端の研究までをギュッと詰め込んだ一冊錯視の歴史や技、そして最先端の研究までをギュッと詰め込んだ一冊

「なぜこう見える?どうしてそう見える? 錯視のひみつにせまる本」全3巻をまとめた、合本・縮刷版!





「錯視」とは、ものを見たときにおこる錯覚のことです。錯視の研究は、心理学や数学などさまざまな分野で進められ、近年では、錯視が脳のはたらきと関係していることがわかってきました。錯視を知ることは、人間の脳のはたらきを知ることだといわれています。古代の建築のなかで、ファッションやアートで、また交通事故を減らすためなど、錯視はさまざまなところで活用されています。その歴史や技と、急速に解明されつつある最先端の錯視研究がこの一冊でわかります。さあ錯視を通じて、人間の脳のふしぎな世界を体験してみましょう!

第1章 錯視の歴史

 ? 人間の錯覚について

  1 パルテノン神殿と法隆寺

  2 アリストテレスによる研究

  3 目から光線を発射!?

  4 もの自体が光をはなつ!

  5 人間の目のしくみがわかってきた!

  6 からだと心を区別する

  7 盲点の発見!

  8 実験や経験を重視

  9 人はものをどう認識しているのか?



 ? 錯視の科学的研究

  1 だまされる脳

  2 「心理学の父」が発見した錯視

  3 同じ長さがちがって見える

  4 記憶の研究者の錯視

  5 世界でもっとも有名な錯視のひとつ

  6 脳が線をつなぐ

  7 ないものが見える錯視

  8 不思議な絵と図形

  多多義図形とは?

  9 奥行きを感じる脳

  10 カフェで発見された新しい錯視



 ? 色の研究と色の錯視

  1 色が見えるしくみ

  2 ニュートンの科学的な研究

  3 文豪ゲーテの考え

  色をわける・まぜる

  4 音速の単位「マッハ」の錯視

  5 色の同化とは?

  6 チェッカーシャドウ錯視



錯視の芸術





第2章 錯視の技

 ? まちで見られる錯視

  1 シンデレラ城のひみつ

  2 遠近の錯視

  3 サッカー場のだまし絵

  4 道路がせまく見える?

  5 自動車のスピードを下げる錯視

  6 ゆがんだひまわり

  7 おばけ坂

  8 見えない絵

  9 細長い数字

  視覚を利用した絵画の手法



 ? 身近に使われる錯視

  1 織物から研究が発展した錯視

  2 色あざやかなミカン

  3 錯視をさけたデザイン

  4 やせて見える服?

  錯視のコンテスト



 ? 美術作品のなかの錯視

  1 エッシャーのおかしな絵

  2 絵本作家・安野光雅

  3 アルチンボルドのだまし絵

  4 歌川国芳

  5 スーラの点描画

  6 オプ・アート

  7 ある場所から見ると……

  8 コンピュータでひろがる錯視

  不思議を体験! 全国の美術館





第3章 錯視と科学

  ? 錯視の科学的研究

  1 錯視研究のはじまり

  2 心理学の研究

  3 脳科学と錯視

  4 脳のなかを調べる

  5 錯視は脳のなかでおこっている

  脳と視覚のしくみ



? 錯視と数学

  1 錯視を解きあかす数学

  2 数理モデルとは

  3 脳の数理モデル

  4 視覚の数理モデルと錯視

  5 錯視のシミュレーション

  6 数理モデルのしくみ

  7 錯視研究はなんの役に立つか



 ? 錯視の研究の新たな展開

  1 錯視をコントロールする

  2 錯視を消す

  3 フラクタルらせん錯視

  4 同心円がゆがんで見える錯視

  5 錯視をつくる

  6 かたむいて見える文字列

  7 文字列傾斜錯視はなぜおこる

  8 コンピュータで錯視を見つける

  錯視を見つけよう



さくいん・用語解説

新井 仁之[アライ ヒトシ]
2016年5月現在東京大学大学院数理科学研究科教授

こどもくらぶ[コドモクラブ]

内容説明

ふしぎな錯視の世界を体験してみよう!錯視の歴史や技、そして最先端の研究までをギュッと詰め込んだ一冊。

目次

第1章 錯視の歴史(人間の錯覚について;錯視の科学的研究;色の研究と色の錯視)
第2章 錯視の技(まちで見られる錯視;身近に使われる錯視;美術作品のなかの錯視)
第3章 錯視と科学(錯視の科学的研究;錯視と数学;錯視の研究の新たな展開)

著者等紹介

新井仁之[アライヒトシ]
1959年神奈川県生まれ。理学博士。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。主な研究テーマは、視知覚に関する数理科学とその応用。1997年に日本数学会賞春季賞、2008年に「視覚と錯視の数学的新理論の研究」により文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

75
ルビンのつぼやネッカーの立方体。安野光雅さんやエッシャーでお馴染みの騙し絵。様々な錯視を例に挙げて、そのしくみを紐解く楽しい一冊。紀元前の遥か昔から建築物にも取り入れられた錯視は、脳の情報処理の過程でおこるのだという。野菜を入れたネットや交通標識。そう言えば身近にも色々利用されているんですね。心理学や脳科学からその仕組みは研究され、現在は数学を用いて解明できるようになってきたのだそう。コンピューターを使って強さも調節。歪んで見えたり、動いて見えたり。特に、後半は、目がクラクラ😵🌀しちゃいました。2021/08/31

美紀ちゃん

34
錯視の歴史、錯視の技、錯視の科学、パルテノン神殿の柱から、パソコン画面上の文字列(傾いて見える!)まで。クラクラしちゃうけど見ちゃう。驚きの連続で面白い。2020/05/27

toshi

12
「ほら、この絵はこんな風に見えるけど実は違うんだよ」っていう絵をたくさん並べて、「驚いただろう!」と言う本かと思ったら、錯視について歴史的、科学的に解説する本だった。第一章は人間がものを見る(認識する)と言うことはどういうことかという普段ほとんど気にしないような事から始まって、歴史順に発見された錯視の起こるサンプルに対して心理学や脳科学的な解説と続く。錯視の生ずる図形に発見者や発表者の名前がついていて(「ポッケンドルフ錯視」とか「ツェルナー錯視」とか)、それが多数有ることに驚く。 (→続く)2018/03/17

とよぽん

12
錯覚はよく使うが、錯視という言葉はなじみが薄かった。けれども、この本には視覚をだます古今東西(西洋が多いが)の絵図や建造物、芸術作品などが豊富に紹介されていて、面白かった。錯視は数学とも関係が深いということが意外だった。科学の本かと思ったが、分類番号は145のシールが付いていた。深い。2017/05/07

nakaji

1
錯視について、平易な文章と豊富な画像でわかりやすく解説しています。チェッカーシャドウ錯視は抜群に面白い。2018/03/19

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