数学の世界史

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

数学の世界史

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月23日 14時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041141434
  • NDC分類 410.2
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学はそれ単体で進化したのではない。各々の文明圏から生じ、征服と同化を繰り返しながら一つの「世界の数学」に収斂していく文化的征服史といえる。歴史の流れの中で数学をとらえ、新しい数学観を見出す。

内容説明

人類全体に共通しているように見える数学だが、かつては地域によって大きな違いがあった。ゼロを発見した古代インド数学、ピタゴラスの三つ組を探し当てた古代バビロニア数学、「証明」という手法を生んだ古代ギリシャ数学―。時代の制約や文化の伝播の影響も受けながら各地で発展していたにもかかわらず、なぜ西洋数学に席巻されたのか。5000年以上にわたって進化し続ける壮大な人類の知の体系をたどる。

目次

序論
三平方の定理と古代バビロニア数学
古代エジプト人の割り算
記数法の歴史
古代ギリシャ数学1―論証数学の起源
古代ギリシャ数学2―論理と現実は一致するか?
ヘレニズム期の数学1―ユークリッド原論
ヘレニズム期の数学2―アルキメデスの数学と古代ギリシャ科学の終焉
中世インドと中国の数学
中世アラビアの代数学
近代西洋数学1―十二世紀ルネサンス
近代西洋数学2―微分積分学の発見
和算と円周率
宇宙の幾何学
まとめと現代の数学

著者等紹介

加藤文元[カトウフミハル]
1968年、宮城県生まれ。東京工業大学名誉教授、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役、宇宙際幾何学センター(IUGC)所長、NPO法人数理の翼顧問。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授などを経て、東京工業大学教授。2022年退職。著書『宇宙と宇宙をつなぐ数学IUT理論の衝撃』(KADOKAWA、のち角川ソフィア文庫)で第2回八重洲本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もぐもぐ

35
想像してたよりガチな数学の本でしたが、古来から世界中で考えられた独自の数学的思想が興味深く、歴史的な背景による数学の発展になるほど、と。久しぶりに数学の美しさとロマンに浸れました。こんな講義受けてみたい😊2024/07/07

J

10
★★★☆☆ タイトルどおり数学の世界史。4大文明を中心にどんな数学がどこで発展したかが語られる。もう少し現代数学の歴史も知りたかったが、そこは最後の章で駆け足で触れられておしまい。ページ数多い割にはさくっと読めます。2024/10/06

きゅうくつ

10
さすがの加藤先生、わかりやすくおもしろく、とても楽しく読んだ。各章の終わりに「まとめ」があるのが親切。しかしやはり現代数学の話は難しい。雰囲気というか、風味を感じた気になるので精一杯。そんな気にさせてくれることにむしろ感謝。2024/06/26

そんれい

9
面白い✨数学と歴史と哲学の融合。学生時代に出会えていたら……数学はどう変わっていくのか?「空間的直観と論理・計算の融合による、新しい普遍数字の姿」 2024/07/07

みのくま

9
四大文明で高度な数学が発達し、紆余曲折ののち西洋数学に収斂していく。現代は西洋数学一強の時代であるわけだ。なぜ数学は一つに収斂してしまうのだろうか。表層的に考察すれば普遍性とか絶対的な正しさみたいなものが数学には具備されているからと答えざるを得ないだろう。だがもう少し深く考えてみたい。例えば普遍性や正しさの背景に、人類共通の条件があるのではないか。手指が10本とか目が二つとか身長が大体同じとか、そういう条件から普遍性や正しさが生成されているのではないか。数学は人類の根本性を暴き出す助けになるのかもしれない2024/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21756652
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品