核拡散防止の比較政治―核保有に至った国、断念した国

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核拡散防止の比較政治―核保有に至った国、断念した国

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  • サイズ A5判/ページ数 439,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623076468
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3031

出版社内容情報

中国、インド、パキスタン、南アフリカ、イラン、北朝鮮…核開発決断の決定要因を、軍縮不拡散外交の第一線に立つ著者が解明。「核のない世界」の実現に向けて何が必要なのか。本書では、国際社会の期待に背いて核を持った国々、核兵器開発を断念した国々、そして核開発問題が懸案となっている国々について、核開発決断の決定要因、核開発阻止への取り組み、そして核開発の影響を精査に分析する。なぜ国家が核兵器を持とうとするのか、それを阻止する有効な手段は何かを考える、初の包括的研究成果。

はじめに

序 章 四つの問題と分析枠組み

 第?部 核兵器の保有に至った国々
第1章 中国??歴史の転換点となった核拡散
 1 核開発の動機
 2 核開発のプロセス
 3 核開発阻止のための取り組み
 4 核開発の影響

第2章 イスラエル??最も不透明な核保有国
 1 核開発の動機
 2 核開発のプロセス
 3 核開発阻止のための取り組み
 4 核開発の影響

第3章 インド??「平和的核爆発」から核ドクトリンへ
 1 核開発のプロセス
 2 核開発の動機
 3 核開発のプロセス
 4 拡開発阻止のための取り組み
 5 核開発の影響

第4章 パキスタン??二つの危険な核拡散
 1 核開発の動機
 2 核開発のプロセス
 3 核開発阻止のための取り組み
 4 核開発の影響

 第?部 核兵器の開発・保有を断念した国々
第5章 南アフリカ??アパルトヘイト国家からの脱却
 1 核開発のプロセス
 2 核開発の動機
 3 核廃棄のプロセス
 4 核廃棄の動機

第6章 イラク??武力行使による核開発阻止
 1 核開発のプロセス
 2 核開発の動機
 3 核開発阻止のための取り組み

第7章 リビア??テロ支援国家からの脱却
 1 核開発のプロセス
 2 核開発の動機
 3 核開発放棄のプロセス
 4 核開発放棄の動機
 5 核開発放棄後のリビア

第8章 ウクライナ??ソ連解体の決算
 1 核放棄のプロセス
 2 核放棄の動機

 第?部 核問題が懸案となっている国々
第9章 北朝鮮??危機の連鎖
 1 核問題の経緯
 2 核開発の動機
 3 核開発のプロセス
 4 核開発阻止のための取り組み
 5 核開発の影響

第10章 イラン??国際社会との共存は可能か
 1 核問題の経緯
 2 核活動の動機
 3 核活動のプロセス
 4 核開発阻止のための取り組み
 5 核活動の帰趨と影響

結 論 日本としての取り組み
 1 核開発に関わる決断の決定要因
 2 核開発のプロセス
 3 核開発阻止のための取り組み
 4 核開発の影響
 5 日本としての取り組み??七つの方策


主要文献案内
あとがき
主要関係年表
事項索引
人名索引

北野 充[キタノ ミツル]
著・文・その他

内容説明

「核のない世界」の実現に向けて何が必要なのか。本書では、国際社会の期待に背いて核を持った国々、核兵器開発を断念した国々、そして核開発問題が懸案となっている国々について、核開発決断の決定要因、核開発阻止への取り組み、そして核開発の影響を精査に分析する。なぜ国家が核兵器を持とうとするのか、それを阻止する有効な手段は何かを考える、初の包括的研究成果。

目次

第1部 核兵器の保有に至った国々(中国―歴史の転換点となった核拡散;イスラエル―最も不透明な核保有国;インド―「平和的核爆発」から核ドクトリンへ;パキスタン―二つの危険な核拡散)
第2部 核兵器の開発・保有を断念した国々(南アフリカ―アパルトヘイト国家からの脱却;イラク―武力行使による核開発阻止;リビア―テロ支援国家からの脱却;ウクライナ―ソ連解体の決算)
第3部 核問題が懸案となっている国々(北朝鮮―危機の連鎖;イラン―国際社会との共存は可能か)
結論 日本としての取り組み

著者等紹介

北野充[キタノミツル]
1957年東京都生まれ。1980年東京大学文学部卒業。同年、外務省入省。1997年ジュネーブ大学(国際問題高等研究所)修士。2012~14年外務省軍縮不拡散・科学部長。現在、在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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canarykanariiya

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核開発を検討・模索した国家の中で、核保有に至った国と放棄・断念した国の違いはどこにあるのか、パターンごとに精緻に分析した本です。…最後の「核開発を進める側は、強い決意を持って長い時間をかけて少しずつこれを進めていくのが常である。…これを防ごうとする側にも、強い決意に基づき長期にわたって緩みなく核拡散防止のための措置を取っていくことが求められる」という箇所が身に沁みました。 https://canarykanariiya.hatenadiary.jp/entry/2019/03/15/1225232019/03/13

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