内容説明
寄付・助成から投資へ―国際的なNPO研究の第一人者がソーシャル・ファイナンス革命の最新動向とその課題を明らかにした一冊。
目次
第1章 フィランソロピーのニューフロンティア革命と社会的インパクト投資
第2章 フィランソロピーのニューフロンティア探索1―新たなアクター
第3章 フィランソロピーのニューフロンティア探索2―新たなツール
第4章 なぜ今なのか
第5章 残された障壁
第6章 解決に向けた処方箋―前進に向けて
著者等紹介
サラモン,レスター・M.[サラモン,レスターM.] [Salamon,Lester M.]
ジョンズ・ホプキンス大学教授。同大学市民社会研究所長。プリンストン大学で経済学と政治学の学位を、ハーバード大学で政治学の博士号を取得。米国アーバン・インスティチュートのガバナンス・経営研究所長、米国行政管理予算局副局長補などを歴任。政府の行政手法の専門家であり、また米国および世界中の非営利セクターに関する国際比較研究プロジェクストを立ち上げるなど、非営利組織に関する実証研究の第一人者である。研究は多岐にわたるが、主要な業績としては、米国非営利セクター研究、グローバル市民社会についての比較研究、政府の非営利支援政策研究、非営利組織に関する国民勘定統計ガイドブック策定、「民営化を通じたフィランソロピー化」研究、米国非営利セクター聞き取り調査、非営利経済データ、ボランティア活動の測定指標などがある
小林立明[コバヤシタツアキ]
1964年生まれ。東京大学教養学部相関社会科学専攻、ペンシルヴァニア大学NPO指導者育成修士課程修了。国際交流基金・日本財団勤務、ジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所客員研究員、日本NPOセンター特別研究員を経て、現在、日本公共政策研究機構主任研究員。研究領域は、フィランソロピーのフロンティアと社会的投資、非営利組織経営と評価、戦略的グラント・メイキングなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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