内容説明
アジアにおけるジェンダーの実態を把握すると同時にアジアのなかの一国である日本のジェンダーに関する課題を詳解した上で北欧の施策も紹介、子育て支援を核にした社会保障と税の一体改革における女性支援策にもふれた第2版。成長著しいアジアの明日を有意義に生き抜くためのヒントを満載。
目次
第1章 ジェンダーを考える視座
第2章 社会保障におけるジェンダー
第3章 雇用問題におけるジェンダー
第4章 高齢期におけるジェンダー問題
第5章 少子社会におけるジェンダー問題―結婚というウインドウからみる
第6章 貧困化する女性―貧困予防策を探る
第7章 高等教育におけるジェンダー
第8章 中国におけるジェンダー
第9章 韓国におけるジェンダー
第10章 インドにおけるジェンダー―ケーララ州の分権化と女性クオータ制をめぐって
第11章 ベトナムにおけるジェンダー
著者等紹介
川島典子[カワシマノリコ]
同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得満期退学。武庫川女子大学非常勤講師、筑紫女学園大学短期大学部専任講師を経て現在、松江総合医療専門学校非常勤講師、女性問題研究家。専門分野は社会福祉学(介護予防、ジェンダー、社会保障、地域福祉、ソーシャルワーク)
三宅えり子[ミヤケエリコ]
スタンフォード大学大学院教育学部比較・国際教育学専攻博士課程修了(Ph.D.)。現在、同志社女子大学現代社会学部教授。専門分野は比較・国際教育学/ジェンダー研究(教育とジェンダー、リーダーシップ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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