内容説明
“口語の精神分析”とも呼ばれ、様々な分野で広く用いられてきた「交流分析」。本書はその「交流分析」の考え方、中でも「再決断療法」と「人格適応論」の考え方を活用したカウンセリングのあり方を示す手引きである。全てのカウンセラーやカウンセラーを目指す人の役に立つ理論と技法を、多くの図表を用いてわかりやすく解説する。
目次
第1章 交流分析の理論(交流分析の哲学;自我状態の構造 ほか)
第2章 再決断療法(再決断療法の誕生;再決断療法の理論的背景 ほか)
第3章 感情処理、その他の手法(感情処理法;愛着の問題のカウンセリング)
第4章 人格適応論(人格適応論とは;各タイプの心理的な欲求と世界との関わりの主要な方法 ほか)
著者等紹介
倉成宣佳[クラナリノブヨシ]
博士(学術)、臨床心理士。桜美林大学大学院博士課程卒。長崎女子短期大学保護者支援・教育研究所所長、長崎大学医学部客員研究員、(株)メンタルサポート研究所代表、山の手クリニックカウンセラー。交流分析や再決断療法を使ったカウンセリングを行う傍ら、カウンセラーの育成にも注力している。また再決断療法や人格適応論を大学でも講義し広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リリパス
2
前半の理論編は、やや難しく、読むのが大変でした。一方、 後半の実践編は、具体的に書かれており、わかりやすかったです。2020/03/18
言いたい放題
1
流し読み2022/01/30
saorino
1
◆そのまま実践にいかせる交流分析の専門書。 各人格の箇条書きインサイト、事例、マトリックス一覧など多方面からいろんな立場の人の心理を読み解けるという点でわかりやすく、おすすめです。もちろん、実際にカウンセリングを受けてる方にも。ただ、がっつり専門書なので初心者向けではありません。2018/09/13
psymacaron
0
値引き、ゲーム、ラケット感情、ストロークについて、など。2019/08/12