内容説明
4カ国のソーシャルワーカーの独自性・共通性と、小地域ガバナンスにおけるその役割を考察。
目次
「福祉ガバナンスとソーシャルワーク」研究の意義と到達点
第1部 小地域福祉ガバナンスと地域福祉(小地域福祉ガバナンスと専門職;地域福祉の主流化と小地域ガバナンス;地域福祉における「つながりをつくる」機能)
第2部 ビネットを用いた新しい研究・研修手法(小地域における福祉ガバナンスを比較する―ピネット調査とは何か;ソーシャルワーク研究開発方法としてのビネット調査)
第3部 小地域福祉ガバナンスとソーシャルワークの国際比較(調査概要と分析の枠組み;調査結果と各国の比較)
第4部 小地域福祉ガバナンス形成のためのソーシャルワーカーの自己変革と住民協働(ソーシャルワーカー養成のための新たな方法―ケースメソッド(対話型研修)の活用
住民・学生との協働実践を通したソーシャルワーカーとしての学び
ケースメソッドにおけるビネットの活用―ビネットが誘発するソーシャルワーカーの仮説・経験)
日本型福祉ガバナンス形成とその研究における課題と展望
著者等紹介
上野谷加代子[ウエノヤカヨコ]
1949年生まれ。1974年大阪市立大学大学院家政学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。現在、同志社大学社会学部教授
斉藤弥生[サイトウヤヨイ]
1964年生まれ。1993年スウェーデン・ルンド大学大学院政治学研究科行政学専攻修士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。