西欧世界の勃興―新しい経済史の試み (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623071715
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C3033

内容説明

新古典派と経済史を統合する。西欧中心史観の再検討、比較を通じての世界史の構築、この新しい潮流の中でも、輝きを失わない古典的名著。

目次

第1部 理論と概観(課題;概観)
第2部 中世:900年~1500年(土地所有および人格的所有権;中世前期末の経済状態;中世盛期:ある種の辺境運動;13世紀のヨーロッパ;14,15世紀)
第3部 近世社会:1500年~1700年(財政政策と所有権;近世;フランスおよびスペイン―失格者;オランダと経済成長の成功;イングランド)

著者等紹介

速水融[ハヤミアキラ]
1929年東京に生れる。1950年慶應義塾大学経済学部卒業。現在、慶應義塾大学・国際日本文化研究センター・麗澤大学名誉教授。日本学士院会員2001年

穐本洋哉[アキモトヒロヤ]
1944年東京に生れる。1967年慶応義塾大学経済学部卒業。現在、東洋大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月影彰太/ユーリー

0
2015年に亡くなったアメリカのノーベル経済学者ダグラス・ノースの主著の1つ。新制度派経済学の代表と言われるだけあり、中世~近世(18世紀初頭)までのヨーロッパの経済社会を制度の観点から叙述・分析する。2部構成で前半では中世ヨーロッパが、後半では近世ヨーロッパ(フランス、スペイン、オランダ、イングランド)が検討となる。面白かったのは、特に後半の各国の制度事情で、仏西の停滞・衰退と英蘭の興隆を分けたものは何かに簡潔かつ的を射た解答を与えている(続く)2020/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8313745
  • ご注意事項

最近チェックした商品