Minerva text library<br> 食と農の社会学―生命と地域の視点から

個数:

Minerva text library
食と農の社会学―生命と地域の視点から

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 10時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 307p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623070176
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C3336

内容説明

グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。現代における「食と農の社会学」を基礎づける待望のテキスト。

目次

食と農をどう捉えるか―農業・食料社会学とその展開
第1部 工業化とグローバリゼーション(地球とともに生きる食と農の世界―揺れるグローバル社会;多国籍アグリビジネス―農業・食料・種子の支配;地域ブランド―ふたつの真正性について)
第2部 危機・安心・安全(近代科学技術―科学的生命理解の視点から;農薬開発―ネオニコチノイド系農薬を事例として;畜産―工業化・産業化の視点から;生ごみと堆肥―地域循環型農業の崩壊と再生)
第3部 地域での実践活動(ローカルな食と農;中山間地域―生活の場から;農の担い手―その多様なあり方;農村における女性―エンパワーメントと価値の創造;都市農村交流―グリーンツーリズムを例に)
食と農をつなぐ倫理を問い直す

著者等紹介

桝潟俊子[マスガタトシコ]
1947年東京都生まれ。1971年東京教育大学文学部社会学専攻卒業、博士(社会科学)。現在、淑徳大学コミュニティ政策学部教授

谷口吉光[タニグチヨシミツ]
1956年東京都生まれ。1990年上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(農学)。現在、秋田県立大学地域連携・研究推進センター教授

立川雅司[タチカワマサシ]
1962年岐阜県生まれ。1985年東京大学大学院社会学研究科修士課程中退、博士(農学)。現在、茨城大学農学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
食料・農業社会学は未確立の日本(ⅳ頁)。レギュラシオン研究でも登場する須田文明教授は、食品文化遺産を通じた農村ツーリズム振興の図式を紹介(Pouech,2010、86頁)。農村振興に帰結する農村ツーリズムと地域資源の文化遺産化の始発点。谷口吉光教授は、江戸時代の糞には値段がついていたことを紹介。ゴミに経済的価値を付けて商品として売買。現代の廃棄物政策にも推奨されているという(155頁)。桝潟俊子教授は、フードシステム、グローバル化に対抗する、ローカル、コミュニティ指向(173頁)。  2014/09/05

まつど@理工

10
食と農をめぐる諸問題を社会学のアプローチによって次の3つの視点から解き明かす。①グローバリゼーションに対する対抗軸②近代化・産業化に対する対抗軸③対抗性を担う主体とその実践、これを支える理念。p68には食と農に関する映像作品まとめが載っている。それぞれのテーマに関してキーポイント、キーワード、討議のための課題が載っており、参考文献も充実していることから自主学習にも適している。内容的に高校生で地理を2次試験に使う人は買ってもいいと思う。武井正明『記述論述地理B』の解説で十分でないところを補ってくれると思う。2015/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8293826
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。