内容説明
乳幼児期から就労期まで一貫して行う発達支援のシステムを全国に先駆けて立ち上げ、取り組みを続けてきた滋賀県湖南市。本書は、ここで積み重ねられてきた「発達支援をつなぐ地域の仕組みづくり」の全体像について、現場の事例を元に紹介する。どの自治体においてもこうした仕組みづくりは緊急の課題であり、各地の行政関係者や保健・福祉・医療・教育・就労等の現場で働く方たちに役立ててもらえる本である。
目次
第1章 湖南市発達支援システムとは
第2章 早期発見・早期対応―乳幼児期の支援
第3章 特別支援教育1―学齢期の支援(小・中学校)
第4章 特別支援教育2―学齢期の支援(特別支援学校など)
第5章 就労へつなぐ―青年期・成人期の支援
第6章 体制整備
巻末資料
著者等紹介
竹田契一[タケダケイイチ]
米国ピッツバーグ大学大学院言語病理学科修了。慶應義塾大学医学部医学研究科修了、医学博士。現在、大阪教育大学名誉教授、大阪医科大学LDセンター顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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