内容説明
労働運動の「再活性化」を検証―アメリカ移民労働者の組織化の戦略と方向を実態調査から捉え、その意味と課題を分析。
目次
第1部 グローバル化という背景(グローバル化・移民労働者・労働運動;社会運動ユニオニズムとはなにか―その特徴と含意)
第2部 主体としての移民(移民労働者を組織することはなにを意味するのか―移民労働者の機能変容;労働運動とはなにか―ネオ・ポランニー主義と「二重の運動」の多様性 ほか)
第3部 組織化・制度形成・政策提言―コミュニティを基礎にした運動(組織化と社会的ネットワーク―ローカル組合と労働者センター;労働者センターによる反スウェットショップ運動―チャイナタウンを超えて ほか)
第4部 トランスナショナリズムという方向(「反システム運動」としての労働運動―「反システム性」の意味と所在;トランスナショナルな連携はいかにして可能か―論理・タイプ・事例 ほか)
著者等紹介
山田信行[ヤマダノブユキ]
1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科第三(相関社会科学)卒業。東京大学大学院社会学研究科社会学(A)専攻博士課程修了、博士(社会学)。現在、駒澤大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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