内容説明
戦後ドイツ政治、福祉国家の主たる担い手であるキリスト教民主同盟。激しい権力闘争、福祉や外交をめぐる路線対立、政党不信の拡がり…。幾多の困難をくぐり抜け、いかにして戦後ドイツの最有力政党となったのか。
目次
序章 戦後ドイツ政治のなかのキリスト教民主同盟
第1章 キリスト教民主同盟へのアプローチ
第2章 アデナウアーの党指導―国民政党への前進1945~1963
第3章 世代交代と中道の模索―若手グループの党改革1963~1982
第4章 コール・システムの発展と瓦解―国民政党化とその危機1982~2000
第5章 メルケルの台頭と新路線―キリスト教民主同盟の刷新2000~2009
終章 中道の国民政党を目指して
著者等紹介
近藤正基[コンドウマサキ]
1975年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(法学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、京都大学大学院法学研究科助教、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、大阪市立大学大学院創造都市研究科准教授を経て、神戸大学大学院国際文化学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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