内容説明
近現代世界を動かしてきた欧米諸国の政治外交史はいかに展開したか。本書では、英米独仏という主要四大国に焦点を当て、国民国家が確立しつつあった一九世紀後半から今日に至るまで、外交と内政の関係、国際関係の変化、世界秩序の変遷などを紹介する。各章では、ヒトラーとチェンバレン、レーガンとサッチャーといった、代表的な政治指導者を二人取り上げ、彼らの伝記的事績を軸に分かりやすく叙述する。
目次
近代という時代と欧米諸国
第1部 近現代世界の形成(「欧州協調」から帝国主義へ―ビスマルクとグラッドストン;新興国アメリカの台頭とパクス・ブリタニカの終焉―ウィルソンとロイド=ジョージ;戦間期ヨーロッパ世界の危機―ヒトラーとチェンバレン)
第2部 戦後国際秩序の形成と欧米諸国(第二次世界大戦と国際・国内社会の変容―チャーチルとローズヴェルト;「アメリカの世紀」と米欧関係―アイゼンハワーとアデナウアー;脱植民地化と大西洋同盟の動揺―ドゴールとマクミラン;抵抗の季節とリベラルな政治―ウィルソンとジョンソン)
第3部 グローバル化する世界の中の欧米諸国(デタントと動揺する欧米世界―ニクソンとブラント;保守主義者の「革命」?―レーガンとサッチャー;ドイツ統一とヨーロッパ再編―ミッテランとコール)
二一世紀の欧米世界―G.W.ブッシュとブレア
著者等紹介
益田実[マスダミノル]
1965年山口県生まれ。1994年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。現在、立命館大学国際関係学部教授
小川浩之[オガワヒロユキ]
1972年三重県生まれ。2003年京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(法学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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