- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 学習
- > 文明・文化・歴史・宗教
内容説明
三日月の前立てのついたかぶとに、緋おどしのよろい、いっぽうの目をかっとひらいた馬上の政宗は、見るからにたのもしい若大将だった。教科書に出てくる重要人物、朝の読書・調べ学習に最適。歴史は少しにがてという人でも、前半の絵本をよんで楽しく学ぶことができ、歴史に興味がある人は、後半の解説をよむことで、さらに歴史にくわしくなれる。
目次
独眼竜とよばれた男
伊達政宗ってどんな人?
伊達政宗が生きた戦国時代
もっと知りたい!伊達政宗
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学名誉教授。日本中世史を専攻。文学博士
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年奈良県生まれ。評論家・民話研究家・童話作家として幅広く活躍する。昭和女子大学名誉教授。各ジャンルにわたって著書が多い
野村たかあき[ノムラタカアキ]
1949年群馬県生まれ。1983年に木彫・木版画工房「でくの房」を開く。『ばあちゃんのえんがわ』(講談社)で第5回講談社絵本新人賞、『おじいちゃんのまち』(講談社)で第13回絵本にっぽん賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆるまる子
13
(2022年58冊目)伊達政宗の誕生から、奥州一の大名になるまで、わかりやすく書いてある。なぜ政宗が年若くても大名になる事ができたのか。政宗は、人の心がよくわかり、家来をとても大切にした。自分に手むかうものにはとことんやっつけたが、従うものにはどこまでも目を掛けた。現代でいう、素晴らしいリーダーシップをとる経営者のよう。小十郎との深い絆も描かれて、よい絵本。(2013年発行)2022/06/26
ぺんぎん
8
近々仙台に行くので、予習のつもりで読んでみましたが、片目を失ったことで母の愛を得られなかったコンプレックス、それでも政宗の大成を信じた父、片倉小十郎や虎哉禅師などの良き支持者の存在、奥州の平定を願い最後まで天下統一を諦めなかった心、など、なかなか興味深い生涯でした。もし政宗が信長・秀吉・家康と同世代で勢力争いに加わっていたなら、日本の勢力図は変わっていたのかも知れません。「独眼竜政宗」を最初から最後まで見てみたくなりました。2024/09/13
-
- 和書
- 宙からきた子どもたち