出版社内容情報
絵から、浮かび上がった、物語
住みたい星をみつけようと、地球に降り立った宙からの子たち。
地球は問題がいっぱいありそう。
それでも「宙の子」は、あきらめず夢を追いかける。
本書は、森ヒロコさんの作品に対する中川素子さんの深い理解と憧憬が不思議なイメージに昇華し、生まれた物語です。森ヒロコさんは残念ながら2017年にこの世を去りましたが、長年、森ヒロコさんの作品を愛し、共鳴する感性を備えた中川氏によって完成した驚異の共作です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
森ヒロコさんの銅版画の作品。絵本の中の全てが1枚ずつの作品で、構成によって物語になった。宙（そら）の子どもたちは翼がない。地球と言う争いばかりの星に降りたら、逃げようがないからいくな、と言われる。けれど地球には争いだけでなく優しさがある、と知った宙の子どもたちは、地球へと…。2023/06/02
NOYUKI
1
絵本、ではなく森ヒロコさんの作品集だなー。一度刻んだ線を消すことが難しいエッチング…綺麗で少しこわい。
