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内容説明
戦後の日本において、マス・メディアは大きな影響力を持ち続けてきたが、市民に満足・安心をもたらしたのか、もしくは不安を喚起したのだろうか。戦後、日本のメディアが発信してきたメッセージと、受け手の市民がそれをどのように受容し、解釈し、行動してきたかを検討する。
目次
第1章 メディアと市民意識―戦後日本社会を中心に
第2章 戦後日本の社会理論における権力主体とメディア―自由と能動性の背反
第3章 ウェブに見られるテレビ・オーディエンスの活動と公共性―市民による公共性を越えて
第4章 沖縄問題と市民意識―「我々」意識の構築をめぐる「境界線の政治」とメディア言説
第5章 戦後日本のマス・メディア報道と公害・環境問題―市民意識、マス・メデイア報道、報道規範の相互関係
第6章 戦後日本の原子力に関する社会的認識―ジャーナリズム研究の視点から
著者等紹介
大石裕[オオイシユタカ]
1956年生まれ。1985年慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程単位取得退学、博士(法学)。現在、慶應義塾大学法学部政治学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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