内容説明
法学部・法科大学院に入ったけれど、どの科目を選べばよいかわからない―。本書は、そんなあなたのために、基本七法のみならず、各選択科目の概要、履修するうえでのアドバイス、将来も視野に入れた選択の利点、最重要判例、主な教科書など、法律系選択科目をまるごと解説。
目次
1 法学部・法科大学院とは何か(法学教育のシステムはこうなっている;法学学習の基本作法)
2 基本七法をどう学ぶか(法学入門;憲法 ほか)
3 新司法試験の選択科目(倒産法;租税法 ほか)
4 その他の主な法律系選択科目(比較憲法;ジェンダー法 ほか)
5 関連社会科学・人文科学系科目(政治学;経済学 ほか)
著者等紹介
君塚正臣[キミズカマサオミ]
1965年生まれ。1988年大阪大学法学部卒業。1996年大阪大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了、博士(法学、大阪大学)。現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科法曹実務専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真のなすだすん
1
・卒論→ジュリスト別冊争点シリーズ ・判例批評は、書きかけた段階で添削してもらう ・法律学に正解なし =1)論理矛盾をつく 2)事実関係を踏まえ、具体例を考えだし、結論の不当性を指摘する ・ゼミでは予習/頭の回転が1番重要!2012/10/04
ろあ
0
ガイドブック、ということで最初はどんなもんか、と思っていたが、読んでみると法学の全体領域を俯瞰することができ、今後の講義選択に有用であった。むしろ、関心領域が広くなりすぎて絞るのが難しいくらいである。また、法学の入り口しかやっていない段階においては、法学と社会の関わりがいまいち実感しづらいが、知財など先端領域について読むことで具体的に社会問題と密接に関わる法学分野の存在、ひいては基礎になっている基本三法の重要性を実感し、今後の学習に役立った。教養課程から専攻課程に移る学部一二年生に是非読んで欲しいと思う。2012/08/14
AZO
0
専門科目を選ぶいいきっかけになった。どれを選ぶにしても基礎的な民法、憲法、刑法はちゃんと勉強し続けたい。2020/02/04
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