内容説明
いまやあらゆる現場で必要な「社会調査」。そのカギを握るのは、社会統計学である。しかし、初学者にとって社会統計学は、なぜかとっつきにくい。本書は、そのようなモヤモヤを抱えるすべての人に、社会統計学がなぜ必要なのか、どうしたら理解できるのかを「わかりやすく」伝える。調査の出発点である仮説の立て方から調査の設計、分析・検証の手法までをフォローする明快な入門テキスト。
目次
社会関係の網を描き出せ
標本調査を企画しよう
集団の特徴を数値で示せ
平均値の差を検定する
独立性を検定する
相関関係を検定する
確率を利用するために
統計的推定を行う
統計的検定を行う
ノンパラメトリック検定を行う
多変量解析を行う
科学的研究の方法
標本調査の実査にむけて
著者等紹介
浅川達人[アサカワタツト]
1965年長野県に生まれる。1990年上智大学文学部社会学科卒業。1996年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。東海大学健康科学部講師、同助教授、放送大学助教授を経て、明治学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。