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Minerva社会学叢書
コミュニケーションの政治社会学―メディア言説・ヘゲモニー・民主主義

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623060023
  • NDC分類 311.13
  • Cコード C3336

内容説明

本書は、戦後日本の政治社会における政治コミュニケーションの諸相を分析し、「カルチュラル・スタディーズ以降」の理論的刷新を試みる。とくにカルチュラルスタディーズの特徴を捉えながら、以降の政治コミュニケーション研究における「批判的アプローチ」の再構築を試み、政治コミュニケーションに関連した現代の政策過程の分析を行いながら、メディアと民主主義との新たな関係性を展望する。

目次

カルチュラル・スタディーズ以降の政治コミュニケーション―批判的コミュニケーション論における「政治」の再発見
第1部 政治コミュニケーションに関する理論的考察(能動的オーディエンス論再考―記号論的民主主義をめぐる論争;批判的コミュニケーション論の視座転換―ホールのサッチャリズム研究から;メディア言説の分析枠組み―批判的言説分析のアプローチ;政治コミュニケーション研究の新戦略―ラクラウの言説理論とラディカル・デモクラシー)
第2部 日本の政治社会における事例分析(高度経済成長の論理と「水俣」の言説―1950年代後半の『白書』と新聞の言説分析;「新自由主義」に関するメディア言説の編制―「電電公社改革」報道の分析から;高度情報社会の「オーディエンス」―テレビ・オーディエンス像の変遷と言説的構築;「小泉改革」のテレビ政治とオーディエンス―「靖国参拝」報道の言説分析)
政治コミュニケーション研究の展望

著者等紹介

山腰修三[ヤマコシシュウゾウ]
1978年東京生まれ。2001年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2008年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所専任講師、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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