内容説明
高負担(増税)は、本当に経済状況を悪化させるのだろうか。高福祉・高負担のスウェーデン型モデル、そして福祉国家類型論を読み解きながら、その方法論を学び、これからの日本の行く末を見据えた提言を行う。
目次
どこへ行くのか、わが国の経済・社会
第1部 高福祉高負担という国家戦略―福祉国家スウェーデンはなぜ元気なのか(福祉国家における成長促進効果;福祉国家における所得再分配効果;福祉国家における地域開発効果)
第2部 高福祉高負担国家スウェーデンにおける労働市場政策とコミュニティの重要性(労働市場政策;コミュニティの重要性)
第3部 福祉国家3つの形態(福祉国家レジーム3類型論;福祉国家レジーム3類型論と各国家族政策比較;福祉国家レジーム3類型論と各国老人介護政策比較)
公共部門の機能拡大という国家戦略―わが国の将来へ向けての国家戦略検討へ
著者等紹介
藤井威[フジイタケシ]
元駐スウェーデン・ラトヴィア特命全権大使。現在、佛教大学社会福祉学部特任教授。(財)啓明社理事長。(株)ポピンズ国際乳幼児教育研究所長。(社)長寿社会文化協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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