新・minerva福祉ライブラリー
ジェネラリスト・ソーシャルワークの基盤と展開―総合的包括的な支援の確立に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623058617
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3336

内容説明

現代の日本の福祉状況を踏まえ、現実の支援と理論が結びつくように考えられたジェネラリスト・ソーシャルワークを基にした実践基盤を解説し、新しいソーシャルワークの実践体系を提言。その実践基盤を踏まえた社会福祉協議会、母子生活支援施設等での支援事例の展開過程を解説した内容を盛り込んでいる。

目次

第1部 ソーシャルワークの基盤(専門職としてのソーシャルワークとその資格;ソーシャルワークの価値と倫理;ソーシャルワーク専門職の機能 ほか)
第2部 ジョンソン,L.C.のジェネラリスト・ソーシャルワーク(ジョンソンの理論体系;ジョンソンのソーシャルワーク過程の考え方;ジェネラリスト・ソーシャルワークをめぐる諸概念 ほか)
第3部 ジェネラリスト・ソーシャルワークの展開(ジェネラリスト・ソーシャルワークの展開例;わが国の社会福祉現場でのソーシャルワークの展開―母子生活支援施設の自立支援のあり方を例に)

著者等紹介

山辺朗子[ヤマベサエコ]
同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程満期退学。現在、龍谷大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

20
本著では、ジョンソンの理論の解説することや社会福祉基礎構造改革以降に複雑化している社会福祉の現状からソーシャルワークを考えることを主な目的としています。総合的包括的な支援が求められるなかでジェネラリスト・ソーシャルワークの重要性は学べた気がします。しかしニーズとは何を指しているのか深く考える必要性を感じました。ニーズに基づくとはよく言われますが、専門職やクライエントがニーズに感じる以前に、問題そのものは存在するのであり、それに対してソーシャルワークがどのようにアプローチするのかが大切だと思いました。2017/01/03

かー

0
ジェネラリストソーシャルワークが体系的に解説されている。地域での包括的な支援体制の構築やソーシャルワークが持つ専門的機能が印象的だった。そして、最後の事例は私の仕事においても十分起こりうるものだった。自分の実践をやはり言語化する必要があると感じた。2025/06/14

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