イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理―ベスト・インタレストを追求する社会へ

個数:

イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理―ベスト・インタレストを追求する社会へ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 07時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623058495
  • NDC分類 324.933
  • Cコード C3032

内容説明

日本の成年後見制度は、法律上、財産管理を中心に展開しており、実務運用も後見人目線での「保護」の姿勢に偏りがちである。だが、英国の成年後見制度は、本人の生活全般にわたる個々の意思決定に際して、本人が自己の判断能力だけでは果たせない部分を、その部分に限り、後見人が支援して決定に導くという姿勢をとっている。本書は、世界的に注目されている同制度の詳細な解説と共に、その基本理念、社会的背景に着目し、多角的分析を行う。

目次

序章 イギリス成年後見制度序説
第1章 2005年意思決定能力法―The Mental Capacity Act 2005
第2章 意思能力の判断と自律支援―日本法とイギリス法
第3章 「ベスト・インタレスト」論
第4章 任意後見制度と法定後見制度―分離と統合
第5章 家族と成年後見制度―任意後見、医療同意、日常生活支援
第6章 自律支援の理念と損害賠償法―「二重の支援構造」の構築
第7章 成年後見制度の新たなグランド・デザインに向けて―支援をめぐる家族、市民、社会、国家の役割

著者等紹介

菅富美枝[スガフミエ]
早稲田大学法学部卒業。大阪大学大学院法学研究科修士課程修了。オックスフォード大学大学院法学研究科修士課程修了。博士(法学)。大阪大学大学院法学研究科、武蔵野大学現代社会学部専任講師を経て、法政大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品