内容説明
各国間のヒト・モノ・カネの流れが複雑化・高度化するに連れて、グローバリゼーションがますます重要な問題になってきている。このような現代の各国を取り巻く状況の変貌に対応して、国際的問題のみならず、地球的問題も解説するシリーズ。本巻では、国際貿易論・国際金融論を分かりやすい文章と図表で幅広く解説する。
目次
第1部 国際マクロ経済学(グローバリゼーションと日本の国際収支;外国為替市場と為替レート;為替レートの決定理論;開放マクロ経済モデルの基礎;開放経済下の財政金融政策;国際金融制度;国際マクロ経済政策協調)
第2部 国際ミクロ経済学(貿易理論と比較優位論;貿易政策と成長の経済効果―HOSモデルの基本構造;不完全競争と貿易政策;国際相互依存と貿易政策;地球環境問題)
著者等紹介
秋葉弘哉[アキバヒロヤ]
1945年群馬県生まれ。1968年東京都立大学経済学部卒業。1979年ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.(Economics)。拓殖大学政経学部専任講師、助教授、新潟大学経済学部教授を経て、早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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