内容説明
困難を抱えている子どもたちを学校でどのように理解し、支援することができるのか?第1部では発達障害・適応障害について医学的・心理学的視点から解説し、第2部では教員やスクールカウンセラーが実践事例を紹介。学校現場で子どもにかかわる際に役立つ本。
目次
第1部 発達障害・適応障害への理解と支援(広汎性発達障害の医学;広汎性発達障害の心理学的理解と支援;注意欠陥/多動性障害の医学;注意欠陥/多動性障害の心理学的理解と支援;学習障害の医学;学習障害の心理学的理解と支援;適応障害の医学―心身症を中心に;不登校の心理学的理解と支援;いじめの心理学的理解と予防・解決に向けた支援;不安・抑うつの心理学的理解と支援;学業不振児の心理学的理解と支援)
第2部 学校現場における支援の実際(中3不登校生徒の情緒障害学級から通常の学級に向けた指導―校長による支援の実際;学習障害・注意欠陥/多動性障害をともなう中1生徒とのかかわり―担任による校内支援体制づくりにもとづく支援;言語性学習障害のある児童とのかかわり―特別支援教育校内委員会と特別支援教育コーディネーター;特別支援学校における地域支援(教育相談)の取り組み―特別支援教育コーディネーターによる支援の実際
集団生活不適応児童への理解と組織的支援―養護教諭のコーディネーター的活動
不適応性との理解と組織的かかわり―養護教諭による支援の実際
不登校を契機に支援を開始した特定不能の広汎性発達障害の生徒とのかかわり
スクールカウンセラーによる支援の実際)