出版社内容情報
妖怪小説、凱旋――。日常が、安寧が、心が、人が、闇に呑まれていく――。存在せぬはずのきょうだいの影に懊悩する管財人。性欲に惑う刑事。名状しがたいうしろめたさに囚われる老婆。魚の目に憧れる無欠の薔薇十字探偵。自己の揺らぎとともに立ち現れる「畏怖」が「怪異」へと姿を変える。妖怪小説第弐集が講談社ノベルスに初登場。
京極 夏彦[キョウゴク ナツヒコ]
1963年生まれ。北海道小樽市出身。
世界妖怪協会、全日本妖怪推進委員会肝煎。
古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。
1994年 「姑獲鳥の夏」でデビュー。
1996年 「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞。
1997年 「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞受賞。
2000年 第8回桑沢賞受賞。
2003年 「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞を受賞。
2004年 「後巷説百物語」で第130回直木賞受賞。
2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。
内容説明
日常が、安寧が、心が、人が、闇に呑まれていく―。存在せぬはずのきょうだいの影に懊悩する管財人。性欲に惑う刑事。名状しがたいうしろめたさに囚われる老婆。魚の眼に憧れる無欠の薔薇十字探偵。自己の揺らぎとともに立ち現れる「畏怖」が「怪異」へと姿を変える。妖怪小説第弐集が講談社ノベルスに初登場。
著者等紹介
京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年北海道生まれ。’94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。この二作を含む「百鬼夜行シリーズ」で人気を博す。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、’16年「えほん遠野物語」シリーズなど遠野の文化への多大な寄与により遠野文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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