内容説明
「有楽町で逢いましょう」「いつでも夢を」「寒い朝」など、高度成長期の日本で広く愛された歌謡曲を数多く作曲した吉田正。本書ではその幅広い創作の秘密にせまり、歌謡界のエピソード、ヒット曲の作り方、作曲上のイノベーションの背景などを丹念に掘り起こす。
目次
第1章 少年期から「異国の丘」デビューまで
第2章 時代を映す歌謡曲
第3章 屹立する大山脈
第4章 競合する「ふるさと派歌謡」
第5章 感性豊かな作詞家たち
第6章 歌われた「都会の風景」
第7章 成熟都会の愛の歌
第8章 旅立つ青春
第9章 股旅ものと時代もの
第10章 吉田メロディのその後
著者等紹介
金子勇[カネコイサム]
1949年福岡県生まれ。1977年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。文学博士(九州大学、1993年)。第1回日本計画行政学会賞(1989年)、第14回日本都市学会賞(1994年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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