風刺画とジョークが描いたヒトラーの帝国

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風刺画とジョークが描いたヒトラーの帝国

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768458815
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ナチス・ドイツが誕生しファシズムが広まっていく時代のドイツを、その時代に描かれた風刺画をもとにひもといていく。
本書は4つの章から構成されている。(目次紹介参照)
各章とも細かな小見出しを配し、解説文章とその出来事や人物にまつわる風刺画をセットで紹介していくので、読むだけなく眺める楽しみが全編にわたって展開される。
風刺画研究の第一人者らしく、シニカルかつ批判的に歴史を眺め、文章も読みやすい。くせになりそうなその筆致にはまる人も多いだろう。
「風刺画」というと格下、マイナーのイメージでとらえられがちだが、当時のドイツにおいてその影響力は大きく、労働者から知識人まで幅広い人たちに親しまれていた。日本では、ヒトラーやナチスに関する書籍は数多く出版されているが、本書のように全編を通して風刺画をもとに論じた本はなく、貴重で新鮮な一冊である。

内容説明

風刺でおちょくり、ジョークで嗤え!タブーから自由になり、ユーモアを忘れず、独裁政治に立ち向かえ!ナチス誕生から第二次世界大戦突入までを描いた風刺画と後世まで笑い継がれる名ジョーク集。

目次

第1章 ナチス人物名鑑(総統アドルフ・ヒトラー;国家元帥ヘルマン・ゲーリング ほか)
第2章 ナチスの奇怪な発想(ヒトラーとキリスト教;ユダヤ人迫害 ヨーロッパの理由 ほか)
第3章 独裁者誕生(ヴェルサイユ条約;ミュンヒェン一揆 ほか)
第4章 第二次世界大戦への道(ファシズムと共産主義;ファシズムの悲劇…ベニート・ムッソリーニ ほか)

著者等紹介

若林悠[ワカバヤシユウ]
同志社大学文学部卒。風刺画収集家、研究家。特に戦争関連

芝健介[シバケンスケ]
東京女子大学名誉教授。歴史学者。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

70
作者は、風刺画収集家。とはいえ、ヒトラーやナチスを揶揄った風刺画・ジョークを羅列するだけではなく、ナチスの高官たちの人物像、ユダヤ人迫害の理由、独裁者誕生までの軌跡などが、わかりやすくしるされている。風刺画の奇抜な発想。ピリッと鋭くしかも笑えるジョーク。ただ、そこにも人種差別や優越意識が見え隠れしていて、ちょっと考えさせられた。2020/10/05

HANA

65
風刺やジョークが通じる社会はやはり健全なものだと思う。というわけでナチスを揶揄する風刺画とジョークを集めた一冊。当然ながら集められているのは英米が中心となっている。内容も分野別に分けられており、ナチス高官に党の歴史、当時の社会情勢などがジョーク風刺画の背景と共に解説されており、実にわかりやすくなっている。ただ風刺画は現代目にするようなカリカチュアされたものではなく写実的な物が中心となっているので、笑いからは遠いかな。とあれ真面目な歴史の背後にある民衆の笑いみたいなものを感じる事が出来、有益な一冊でした。2021/07/19

くさてる

16
地上にわずか十二年しか存在しなかった幻の帝國、ヒトラーの存在を扱った当時の風刺画と政治ジョークを紹介したもの。添えられている解説も分かりやすく、面白かったです。日本では風刺画というと新聞の一コマ漫画みたいなものが浮かびますが、ここで紹介されているものは、よりダイナミックで迫力あるものが多く、見ごたえがあります。その迫力は、ヒトラーという強大な存在に向かうために必要なものだったのかもしれません。2021/04/17

アンズ書店

6
どういう時代背景、人物評価があったかを風刺画とジョーク中心に。独裁体制を支えたゲーリング、ゲッベルス、ヘス、ヒムラー。 似た構成の組織があったようなと現代に当てはめてみたり。批判されたり対立する人物が同組織にいることが耐えられない癇癪持ちのヒトラーはリトルナチス時代から独裁を好む。演説の巧みさ故自身を神と同一視。単一民族国家をうたい国家に従順な国民性を持つ日本に好意的だったという。同盟にあたりドイツ人と同じく日本人もアーリア人という事実を作らせたり、自分の理屈の為に手段選ばないのあの人に似てるね。2022/03/26

A.OKADA

2
たくさんの挿絵が楽しく歴史を学べました。2021/01/17

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