内容説明
ソーシャルワーカーの役割と機能とは何か、また、隣接領域の専門家たちといかなる協力、連携、協働の作業を展開するのか、その独自性を証明できる成果や実績があるのか。これまでのソーシャルワークの発展方向を省察しながら、事例研究を介して論証し、理論的・科学的に新たな展開に向けた提言を行う。
目次
第１部 ソーシャルワークの研究方法（ソーシャルワークの新しい展開；実践的研究法としての事例研究）
第２部 ソーシャルワークの科学的実践と実践の科学化（事例の多面的・多角的・多元的アプローチ；実践の科学化）
第３部 利用者のニーズの理論化（利用者本位の理念と価値の分析例；エンパワメント事例；利用者の言説・語りの構成化事例）
著者等紹介
岡本民夫［オカモトタミオ］
１９３６年生まれ。１９５９年関西学院大学文学部卒業。現在、同志社大学名誉教授
平塚良子［ヒラツカリョウコ］
１９４７年生まれ。１９８１年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修了。現在、大分大学大学院福祉社会科学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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