内容説明
事実を物語って22年余。事実も、語られることによって躍動する。主人公を通し、社会や制度のありよう、そして法のありようが、伝えられる。弁護始末記、最終巻。
目次
提訴して九か月、滞納した部屋代一四七万円、執行費用一四〇万円―アパートの部屋明渡し執行記
“労働者に就労請求権はない”は、妥当か―不当解雇との結論が出たものの…
借金は自分でつくった…責任を全うしたい―自己破産はイヤ!任意整理でやりたい
“逸失利益は労働能力”から脱すべきではないか―一級の身体障害者には逸失利益はない!?
スイス対日本:債務不履行への対応―未回収の売買代金をめぐる騒動
悩みや迷いを大人に相談できていれば…―閉ざされた少年の世界
常習累犯窃盗罪の「常習」は、個別的に判断されるべきではないか―四度目の窃盗
日本人であることの証明…!?―中国残留孤児の日本国籍取得
所得税法五六条は、立法目的を考慮し適用すべき―妻、ゆえに…
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