内容説明
『ASTON 姿勢評価法』の第2版では、姿勢を測定、評価する方法と、そのためのツールを紹介している。また、標準的な姿勢のモデルとは異なる独自のボディメカニクスであるAston Mechanicsの視点を紹介し、このパラダイムに基づいて観察と分析のスキルを実践する機会を多く提供している。本書は、200点以上のイラストで構成されており、そのほとんどが第2版のために新たに描かれたものである。教材は、姿勢の形の学習を強化するために、読者が身体の形の図をなぞることができるように、大きなサイズで紹介されている。Judith Astonは、50年以上にわたり、姿勢の評価と管理に対するアプローチを世界中の専門家に教えてきた。本書は、彼女のコースに参加できない人たちに彼女の知識と経験を提供し、幸運にも彼女のワークショップに参加することができた人たちに貴重な参考資料と再確認のための情報を提供する。
目次
1 序論
2 身体のアライメントと幾何学的な形
3 側面から身体のアライメントの偏位を観察する
4 前面から身体のアライメントの偏位を観察する
5 4方向から身体のアライメントと水平傾斜を観察する
6 身体の回旋を観察する
7 トラック(経路)を組み合わせる
8 Astonの理論と概念:第1部
9 Astonの理論と概念:第2部
10 Astonの理論と概念:第3部
11 統合された姿勢評価に基づいた診療
著者等紹介
武田功[タケダイサオ]
1973年国立身体障害者リハビリテーションセンター勤務。1974年英国・ストークマンデビル病院に国費留学。1983年京都大学医療技術短期大学部理学療法学科助教授。1994年吉備国際大学保健科学部学部長・教授。2000年吉備国際大学大学院保健科学研究科長・教授。2001年川崎医療福祉大学大学院にて医療福祉学博士号。2002年鈴鹿医療科学大学保健衛生学部理学療法学科長・教授。2006年姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科教授。2010年金城大学医療健康学部理学療法学科学部長補佐・教授。2011年宝塚医療大学学長。2016年大阪人間科学大学人間科学部理学療法学科教授。2021年大阪人間科学大学保健医療学部理学療法学科名誉教授
弓岡光徳[ユミオカミツノリ]
1977年九州工業大学工学部工業化学科卒業。1980年九州リハビリテーション大学校卒業。九州労災病院、ボバース記念病院、長行病院、誠愛リハビリテーション病院勤務を経験。2001年佐賀大学大学院にて経済学修士号。吉備国際大学保健科学部理学療法学科講師。2005年吉備国際大学保健科学部理学療法学科助教授。吉備国際大学大学院にて社会福祉学博士号。2006年姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科教授。2011年宝塚医療大学理学療法学科教授。2014年宝塚医療大学副学長。2016年大阪人間科学大学人間科学部理学療法学科教授。2020年大阪人間科学大学保健医療学部理学療法学科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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