出版社内容情報
電子政府の登場という新しい情報環境のなかで,シンクタンクが情報プロセッサーとしての役割を果たし,アメリカ政治にいかに影響を与えているようになってきたかを概観する。
内容説明
「第五の権力」とも呼ばれる、アメリカのシンクタンク。その政策への影響力が絶大であることは広く知られているが、実際にどのような構造・機能を有するのか、日本ではほとんど知られていない。本書は、デジタル・ネットワーク、電子政府の登場という新しい情報環境のなかで政治情報がいかに流通するようになってきたか、また情報プロセッサーとしてのシンクタンクがその中にどのように関わり、影響を与えているのかを分析する。激動のアメリカ政治の裏側では、一体何が起こっているのか。今、ニュースの世界の背景に迫る。
目次
第1章 デジタル・ネットワーク時代の政治情報
第2章 「電子政府」による情報環境の変化
第3章 シンクタンクの構造と機能
第4章 シンクタンクの経営戦略
第5章 シンクタンクとマス・メディア
第6章 情報プロセッサーとしてのシンクタンク
終章 電子政府とシンクタンク
著者等紹介
横江公美[ヨコエクミ]
1965年名古屋生まれ。1989年明治大学経営学部卒業。1994年松下政経塾(15期生)に入塾。プリンストン大、ジョージ・ワシントン大客員研究員、ヴォート・ジャパン取締役社長を経て、2005年千葉商科大学大学院博士課程政策研究科単位取得退学。博士(政策研究)。現在、明治大学非常勤講師、「PACIFIC21」代表。政策、研修企画、広報戦略などのコンサルティングを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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