世田谷一家殺人事件―15年目の新事実

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041032244
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

私は真犯人に会った!

2000年12月31日、世田谷区上祖師谷の四人一家が無残な状態で発見された。現場に多数の痕跡を残しながら捕まらなかった犯人。その犯人を追って著者が向かった先とは? 真犯人がついに本書で明らかになる。

内容説明

犯人の指紋を著者自ら採取!二〇〇〇年十二月三一日午前十一時半前、東京都世田谷区上祖師谷三丁目で発覚した一家四人惨殺事件。沢山の証拠が残されていながら、発生から十五年経った現在でも犯人は捕まっておらず、捜査は未だに続行されている。この事件をライフワークとして追い続ける著者が、海外まで追ってついに遭遇した犯人の姿とは?犯人は今どこで何をしているのか、驚きの真相が明かされる。

目次

序章 刺客
第1章 凶行
第2章 誤算
第3章 迷走
第4章 兵士
第5章 接点
第6章 真実
第7章 復讐
最終章 亡霊

著者等紹介

一橋文哉[イチハシフミヤ]
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて非公開。1995年、月刊誌「新潮45」連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。グリコ・森永事件、三億円強奪事件、宮崎勤事件、オウム真理教事件など殺人・未解決事件や、闇社会がからんだ経済犯罪をテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

273
世田谷事件について書かれた一冊。著者は王将の事件でも読んだけど、一気に読ませるほど不謹慎だけど面白い筆致で良い。そこまで明らかになってて毎年事件のあった日には警察が犯人検挙を頑張ると言ってるけど、公安とかがそこまで調べてるのであれば、犯人検挙は実行犯は死亡、黒幕は捕まえられるのか?ってレベル。2021/04/14

kinkin

92
凄惨なこの事件のことは今でも覚えている。家族4人が本にも描かれているが酷い殺され方で亡くなった。証拠と思われる痕跡も多く早い解決と思われていたがもう16年になる。いまも捜査は続いているようだ。事件の発生から捜査、そして重要な証言と関係者。前半はテンポよく進んだものの後半は外国人のある人物を中心に展開、この後半あたりから読み疲れた。新事実はわかるのだけれどゴチャゴチャしてわかりにくかった。捜査中らしいが犠牲になったご家族のためにも早く解決してほしい。図書館本 2017/09/13

パフちゃん@かのん変更

62
著者はフリージャーナリスト。ペンネームは一ツ橋のブン屋をもじったもの。世田谷一家殺人事件は2000年の大みそかに起こった事件。夫は会社員、妻が学習塾を経営していた家族4人が惨殺された。指紋や物証も多かったが、未解決。著者は実行犯に会ったという。ただ、その実行犯はすでに死んでいると言われている。黒幕には宗教団体やヤクザもからんでいて難しい。被害者は宗教団体の男と面識があり、移転費一億数千万が狙われたのではないか。いずれにしてもきちんと解決してほしい事件である。2017/09/22

あじ

61
独自のルートを駆使し、犯人像を炙りだしてゆく孤高のジャーナリスト一橋文哉。彼の個人情報は全て非公開とされ、その存在は多数の著作にペンネームを残すばかりだ。徹底的で執拗な取材は、未解決の『世田谷一家殺人事件』にも注がれた。犯人と思われる人物相手に、果敢に立ち向かってゆく一橋さんの推理はかなりいい線いっていると思う。警察のエゴ、国境、暴力団…様々な障壁が、逮捕を遅らせているとしか思えない。一ジャーナリストの執念が漲るノンフィクションに、私の鼓動は耳元で激しく鳴り続けていた。凄惨な殺害現場の描写が頭を離れない。2016/03/16

53
以前読んだ他の世田谷事件の本とは犯人が違っていたが、こちらが真実のように感じた。色々なことがピタリとあてはまっている。なのに、どうして捕まえられないの?お母さんと娘さんの殺され方が特に悲惨で、泣けて仕方ない。絶望の中でも必死に娘さんを守り、娘さんの止血をしようとすらしていたお母さんの気持ちや、目の前でお母さんが殺されてしまった娘さんの気持ち、もう辛くて苦しい。どうか安らかに!と願わずにはいられない。2018/01/26

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