内容説明
この本は、明治から昭和時代にかけて活躍した医学者北里柴三郎の生涯を俯瞰しようとする試みである。
目次
北里柴三郎の全体像の俯瞰
出生から上京まで
大学入学とそこでの教育
内務省衛生局就職へ
ドイツ留学へ
帰国と伝染病研究所創立へ
香港でのペスト菌発見
北里の私生活
北里人脈の形成―野口英世・志賀潔・秦佐八郎
コッホの来日
伝染病研究所移管と北里研究所創立
医学界の動き
幕引き
著者等紹介
福田眞人[フクダマヒト]
京都市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻修了。現在、名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授。著書に『結核の文化史』名古屋大学出版会、1995年(毎日出版文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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