• ポイントキャンペーン

Minerva現代経済学叢書
国家・グローバル化・帝国主義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 284,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623049578
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3333

内容説明

ポスト・フォーディズムへの移行と新自由主義的なグローバル化のなかで、国民国家はグローバルな「非公式の帝国」へと道を譲るのか、それとも「国際化された競争国家」として生き延びるのか―40年間にわたってマルクス派国家論をリードしてきた著者が、レギュラシオン理論、A.ネグリらの「帝国」論、21世紀の帝国主義論争をくぐり抜けて、世界をラディカルに変革する可能性の条件を問う。ヒルシュ国家論の集大成、ここに完訳。

目次

第1章 唯物論的国家理論の基本的な特徴(唯物論的国家理論とは何か?;資本主義社会の政治的形態 ほか)
第2章 社会と国家の変容過程(理論的な背景―レギュラシオン理論;フォーディズムからポスト・フォーディズムへ―二十世紀初頭以降の資本主義の発展 ほか)
第3章 国家・世界システム・帝国主義(ポスト・フォーディズムの世界秩序;帝国主義概念の政治的意義 ほか)
第4章 理論的結論と政治的展望(国家の変容過程と資本主義の政治的形態;自由民主主義時代の終焉 ほか)

著者等紹介

ヒルシュ,ヨアヒム[ヒルシュ,ヨアヒム][Hirsch,Joachim]
1938年生まれ。フランクフルト大学社会科学部元教授。1970年代以来、ドイツだけでなく国際的にも国家論をめぐる論争をリードし、1980年代半ばからは、レギュラシオン理論とマルクス派国家論との接合を試みてきた

表弘一郎[オモテコウイチロウ]
1970年生まれ。2003年大阪市立大学大学院経済学研究科(後期博士課程)修了。博士(経済学)。現在、大阪経済法科大学等非常勤講師。社会思想史専攻

木原滋哉[キハラシゲヤ]
1958年生まれ。1993年広島大学大学院社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。呉工業高等専門学校准教授。政治学専攻

中村健吾[ナカムラケンゴ]
1963年生まれ。1993年神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学。博士(文学)。大阪市立大学大学院経済学研究科教授。社会思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品