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現代日本の社会政策

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623048496
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C3333

内容説明

国民各層の要求に応える社会政策はいかにあるべきか―。労働と生活、福祉とのバランスをとりながら「社会政策」とは何か、という点を、全体を通じて明らかにするテキスト。従来の社会政策論のテキストにあった一般的な歴史的叙述は避け、日本の社会政策をめぐる基本的論点、現状と課題をわかりやすく解説した。

目次

総論 現代日本の経済・社会状況と社会政策の課題(進行する規制緩和と格差拡大;空洞化する社会保障・社会福祉と社会政策の課題)
第1部 暮らしと社会政策(生活問題の構造と社会政策;高齢者の生活と公的年金制度の課題;医療保障制度の現状と今後の課題;介護保険制度の現状と課題―ケアマネージャーに焦点をあてて;現代の貧困と公的扶助制度)
第2部 仕事と社会政策(雇用環境の変化と労働時間問題;雇用・労働市場の流動化と非正規労働問題;女性雇用の拡大と雇用平等政策;ポスト成長期型労使関係の展開と労働組合)
第3部 新たな社会政策の領域(雇用社会の変容と多様な働き方;家族の変容と子育て支援―男女共同参画の視角より;分権化時代の地域福祉政策)

著者等紹介

坂脇昭吉[サカワキアキヨシ]
1943年生まれ。1971年関西大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。鹿児島大学教育学部教授。専攻は社会政策、社会保障・社会福祉論

阿部誠[アベマコト]
1952年生まれ。1983年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。大分大学経済学部教授。専攻は社会政策論、労働経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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